焼肉「平城苑」がリブランディング、“和牛を極める。美味しさをつなぐ。”テーマに和牛1頭買いの強みを発揮


「東京焼肉 平城苑 浅草総本店」

「東京焼肉 平城苑 浅草総本店」

和牛1頭買いで知られる高級焼肉チェーン「平城苑」などを運営する平城苑(本社:東京都足立区、鏑木順之社長)は7月14日、創業51年を機にコーポレートブランディングを刷新した。「和牛を極める。美味しさをつなぐ。」をブランドコンセプトに掲げ、和牛のオールラウンド・カンパニーとして和牛の素晴らしさを世界に発信していく。

年間500頭以上のA5等級の和牛を“1頭買い”し、熟成・加工・自社物流までの一元管理を行い、現在、「焼肉 平城苑」「東京焼肉 平城苑」など36店舗(うち海外2店舗)を展開し、年商67億7,300万円を上げる平城苑だが、今回のリブランドを機に、2030年までに100店舗・年商200億円を目指す。

リブランディングと合わせてコーポレートロゴ、ブランドロゴのデザインも一新したほか、ブランドコンセプトを具現化する旗艦店として「東京焼肉 平城苑 浅草総本店」(東京都台東区)を7月15日にオープンさせた。

平城苑コーポレートロゴ

平城苑コーポレートロゴ

オープンに先立ち、7月13日には「東京焼肉 平城苑 浅草総本店」でリブランディング発表会が開かれた。会場で近藤昭人専務取締役は、「今回、リブランドを行うにあたってビジョンとミッションを定めた。平城苑が創業以来こだわり続けてきた和牛のおいしさを、従業員が未来永劫、多くの人々に伝え続けるという思いを込めて、『和牛の素晴らしさを世界中の人々に伝えつづける』をビジョンとした。そして、和牛にこだわり続ける姿勢の集大成として、飲食店舗に限らず、和牛に関連する事業に携わることへの決意として、『和牛のオールラウンド・カンパニーを目指す』ことを長期ミッションとして定めた」と説明した。

平城苑は「焼肉 平城苑」のほか、和牛・国産牛の食べ放題専門店「和牛放題の殿堂 秋葉原 肉屋横丁」、ステーキレストラン「BLTSTEAK GINZA」、和牛100%パティで作るハンバーガー専門店「Wagyu Burger」、ホルモン焼肉専門店「ホルモン放題ベジ放題 ツキホル」などを展開している。

近藤専務は「店舗数・売上高で焼肉業界トップを目指すため、2030年までに国内外で合計100店舗、年商200億円を達成する。国内外の焼肉平城苑店舗(直営・FC店)およびBLT STEAK、しゃぶしゃぶ、ホルモン焼業態で約77店舗、そのほか、ハンバーガー、とんかつ、EC販売、テイクアウト専門店、宅配など合計23店舗の出店を計画している」と強調した。

とくに、和牛1頭買いの効果と顧客視点の最大化のため、〈1〉和牛食べ放題〈2〉和牛100%ハンバーガー〈3〉和牛ホルモン食べ放題――の3つの新業態の出店を加速化させるとしている。

商品部商品企画の宮田真介氏は、平城苑が取り組む和牛1頭買いについて、「和牛にこだわる焼肉店として、どのように平城苑らしさを表現していくかを模索したなかでの答えである。安全・安心で高品質な和牛という理想を具体化するため、自社完結の仕組みを構築している。埼玉県八潮市に平城苑ミートセンターで最高等級のA5和牛を1頭単位で仕入れ、職人がトリミング・パッキングを行い、最適な熟成期間を経て自社便で各店舗に配送している。仕入れから流通までを自社完結することで、肉のストレスになる輸送回数を極限まで減らすことができ、品質の担保と中間マージンを省いたコスト減、物量の確保が可能となる。近年、人気の高い部分肉だけを販売する焼肉店の増加による流通の偏りというものが、生産農家の利益性を悪化させている原因のひとつと考えており、担い手不足、海外輸出を加速化させ、国内(に流通する)和牛が需要に反して減少傾向にある。この歪みを正すことができることも1頭買いだと考えている」と訴えた。

〈畜産日報2021年7月16日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/meat/2021/07/2021-0716-1350-16.html
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