朝日酒造オンラインセミナー「KUBOTA SAKE ONLINE SALON 久保田 スパークリング」開催、開発の背景やペアリングなど説明


「KUBOTA SAKE ONLINE SALON 久保田 スパークリング」(画像はイメージ)

朝日酒造「久保田 スパークリング」

新潟県の朝日酒造は4月23日、YouTubeでオンラインセミナー「KUBOTA SAKE ONLINE SALON 久保田 スパークリング」を開催した。セミナーでは4月19日から出荷が開始された「久保田」ブランド初のスパークリング清酒「久保田 スパークリング」の開発を担当した日本酒研究センターの本間一郎課長と商品企画部の久保田慎氏が登場し、開発の背景やこだわりを明かしたほか、料理とのペアリングを紹介した。500ml、税込1,320円、アルコール12%。

〈商品詳細〉軽やかな爽快感、朝日酒造「久保田 スパークリング」

「久保田」ブランドを冠するからには「キレ」がポイント

開発の背景について本間課長は「2020年4月から開発が始まり、約1年で発売となった。20〜30代のお客様の中には“久保田”をご存じない方もいる。若年層に対して“久保田”を気軽に手にとってもらい、知ってもらえる商品として開発を進めた。また、“洋食のシーンにマッチする日本酒”というのもテーマだ」と説明した。

具体的な中味の設計については「“久保田”というブランドを冠するスパークリングを開発するということで、既存の“久保田”に炭酸を封入して味わいを確かめたが、いまいちピンとこなかった。そこから様々な原酒で試験を行い、結果的に酸味と甘味のメリハリがあるタイプの原酒にたどり着いた。原料米には他の“久保田”と同様に五百万石を使用し、純米酒とした。また、他社の20商品ほど試飲し、自分たちの試作品と味わいを比較しながら開発を進めた」とした。

また、アルコール度数が12%と他社製品に比べて高めの度数設定となっているが「試作段階でアルコール度数6%、9%、12%のお酒を製造しテイスティングしたところ、12%が最もバランスが良かったためこの度数としている。結果的に市場にあるものよりも度数が高めの商品となった」と話した。

商品特徴では「やはり“久保田”というブランド名を冠するからには“キレ”が大きなポイントとなる。また、炭酸の封入方法も工夫しており、タンクの中で1日以上かけて炭酸を封じ込めることで非常にきめ細やかな泡となり、泡持ちも良くなる」と語った。

ボトルとラベルで「スタイリッシュさ」「華やかさ」表現

久保田氏はボトルデザインについて「メーンターゲットとする20〜30代に、抵抗感なく手にとってもらえるか、洋食のシーンで違和感のないデザインかということを考えた。コンセプトは旧来の“日本酒”のイメージをいかに脱却するか。ラベルのカラーはデザイナーからの提案でシャンパンゴールドを基調としたものにしたほか、炭酸の泡が上がっているようなデザインに仕上げ、スタイリッシュさと華やかさを表現した」とする他、「ボトルは500ml。商品の特性上、やはり開栓したあとは一晩で飲み切るのが一番美味しい。しかし4合瓶は1人だと量が多く、300mlだと複数人で飲むときに少なすぎるということで500mlを採用することとなった。結果として細身のボトルを採用することができ、更にスタイリッシュさを表現できた」と話した。

食事とのマリアージュでは本間氏は「チーズ」を挙げた。配信ではカマンベールチーズと生ハムに黒胡椒をかけたおつまみが用意され「発酵食品同士で旨味の相乗効果がある。加えて、“久保田スパークリング”はキレがいいのでスッキリと飲める」と感想を述べた。

久保田氏は「チキンのトマト煮」を挙げ、「トマトの酸味と“久保田スパークリング”の酸味の相性が良い。狙い通り洋食にもおすすめできる」と洋食との相性の良さをアピールした。

〈酒類飲料日報2021年4月27日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2021/04/2021-0427-1320-16.html
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