地理的表示(GI)で清酒「佐賀」意見募集開始、受付は5月11日まで/国税庁


地理的表示(GI)で清酒「佐賀」意見募集開始、受付は5月11日まで(画像はイメージ)

地理的表示(GI)で清酒「佐賀」意見募集開始、受付は5月11日まで(画像はイメージ)

国税庁は4月12日、「酒類の地理的表示として佐賀を指定する件(案)」に対する意見募集を開始した。意見は5月11日まで受け付ける。

産地の範囲は佐賀県。酒類区分は清酒。原料は、米及び米こうじに国内産米のみを用いたものであること。ただし、「The SAGA 認定酒」を表示する場合は、米及び米こうじに産地の範囲内で収穫した米のみを用いたものでなければならない。水に産地の範囲内で採水した水のみを用いたものであること。

酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項のうち、酒類の特性については、総じてふくよかな米の旨みを多く残す、口当たりはまろやかで、米特有の甘味の広がりが感じられる芳醇な酒である。その中でも特定名称酒は、甘味の広がりの後に確かな旨みを感じることができる芳醇旨口な酒である。

酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて、自然的要因は、広大で平坦な低地である佐賀平野は、古くから九州有数の穀倉地帯であり、良質で潤沢な米が生産されてきた。生産された米は、唐津往還等を用いて佐賀の各地に輸送され、背振山地や多良岳等からの豊富な伏流水も佐賀の各地で活用できたことから、古くから酒造りを行いやすい環境にあった。

人的要因は、鍋島直正公による酒造りの奨励により佐賀全域で酒造りが行われ、米の特性を活かした、ふくよかな米の旨味を多く残すことを目指した酒造りの技術が発展・蓄積されてきた。また、九州特有の甘味と旨味が豊かな醤油を使った甘辛い味付けの料理に調和する食中酒として、芳醇な清酒の特性が形成されてきた。

酒類の原料及び製法に関する事項については、国産米及び産地の範囲内で採水した水又はこれらとアルコールを原料とし、産地内で製造・貯蔵・容器詰めを行っているもの(糖類等の添加は不可)。

酒類の特性を維持するための管理に関する事項については、「GI佐賀管理委員会」が酒類の特性を維持するための管理を行う。佐賀県内で収穫した米のみを用いたものには、GIの表示と合わせて「The SAGA認定酒」を表示する。

〈酒類飲料日報2021年4月14日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2021/04/2021-0414-1132-16.html
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