プリマハム 大豆ミート市場に本格参入、「ウィズコロナ・新しい生活様式を楽しむ」テーマに商品開発/2021年度春の新商品


プリマハム 竹内常務、高橋部長

プリマハム 竹内常務、高橋部長

プリマハムは2月8日、2021年度春の新商品のメディア向け発表会をオンライン形式で開いた。今回はテーマを「ウィズコロナ・新しい生活様式を楽しむ」とし、とくに「健康」「プチ贅沢」「家飲み」「内食の定着」のキーワードに沿って商品開発を実施、新商品24品・リニューアル10品の合計34品を展開する。

新商品では、マルコメ(株)「ダイズラボ」とのコラボレーション商品「Try Veggie」(トライベジ)シリーズ(4品)を投入し、大豆ミート市場に本格参入する。

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ソーセージのロングセラー商品「香りの物語」シリーズでは、10%のボリュームアップを行うと同時に「ローストガーリック」を追加。

2020年に投入した「つまみ鶏」シリーズは、「宮崎風親鳥の炭火焼」など新たに3品を加え、合計6品でかつ賞味期限を60日(旧45日・50日)に延長し、フードロス対策にも対応している。すでに1月から全国の支社・支店・営業所で流通協議会を開いており、各取引先に商品提案を行っているところだ。

発表会では、冒頭、高橋荘次総務・広報部長が21年3月期第3四半期の決算概況に触れ、加工食品事業について、「当社の販売数量(4~12月)は、ハム・ソーセージが前期比110%、このうちコンシューマ商品は前期比118%の進ちょくだった。とくに、主力の香薫あらびきポークウインナーの販売数量は前期比124%という数字を打ち立てている。その他加工食品の販売数量は100%で、うちコンシューマ商品は112%だった」と説明した。

竹内俊彦常務執行役員開発本部長は、今回の新商品のポイントについて、「特筆すべき点は、これまで発売を見合わせていた大豆ミートの商品を発売すること。発売にあたって、いわゆる“疑似肉”のようなものではなく、マルコメ社の大豆のお肉を使い納得できる商品ができ発売に至った」と紹介した。

質疑では、大豆ミート市場の展望について、「『トライべジ』とあるように、これから一気にコンシューマ商品が伸びていくとは考えておらず、まずは外食から入っていくだろうと、食べた人や、健康への意識が高い人が食べてみようという流れ。これまで世に出ている商品は、少し食感が固く、売価も高く、手を出すには敷居が高い商品が多かったと思う。今回、その意味で消費者が少し手を出し易いようにと『トライべジ』とした。先行商品の中には、ハム・ソーセージ系も出ているが、なかなか家庭でこのような商品を使ってメニューにするにはややハードルが高いのではと思う。今回の商品は、サイズも小さいため、弁当にも入れることができ、脂肪値も通常のミートボールやハンバーグなどに比べて高くはなく、冷めてもおいしい商品となっている」と説明した。

〈畜産日報2021年2月9日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/meat/2021/02/2021-0209-1331-16.html
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