染野屋「プラントベース・ミンチ」発売、水戻しなど下処理不要の代替肉ミンチ


染野屋「プラントベース・ミンチ」

染野屋「プラントベース・ミンチ」

ひき肉と同様に使えるスペック、「どんな料理にもオススメできる自信作」

創業文久2年の豆腐メーカー・染野屋は1月25日、完全植物性由来の代替肉をミンチ状にした「プラントベース・ミンチ」の発売を記念し、オンラインでお披露目会を開催した。

染野屋の小野篤人社長が、植物性食(プラントベースフード)を取り入れることの意義を語ったほか、料理研究家・フードスタイリストのウエキトシヒロさんが、「ベジガパオライス」の調理実演を通じて、ひき肉と同じように使える「プラントベース・ミンチ」の使い勝手の良さを紹介した。

染野屋・小野篤人社長

染野屋・小野篤人社長

2月1日発売の「プラントベース・ミンチ」は、ダニスコジャパン(東京千代田区)と共同開発した、水戻しなど下処理不要のミンチ状代替肉(生タイプ)。染野屋ウェブサイト、アマゾン、染野屋の移動販売車ネットワークなどで発売する。

冒頭、小野社長は、植物性食に着目したきっかけについて、「十数年前に、畜産が環境負荷につながっているとの国連のレポートを読んだ。私の娘が生まれた年でもあり、今の時代の中心を生きている大人達に出来る事は何かを真剣に考えた」と話す。もともとは肉を食べることが大好きだったという小野社長自身が、植物性食に切り替えたのは、健康上のさまざまなメリットを実感したことや、動物愛護にも貢献できること、環境負荷低減につながり、国民1人1人の意思で実行できるためだと言う。

さらに、自信を見せる新製品「プラントベース・ミンチ」の開発背景については、「当社の『ソミート』ブランドで、ハンバーグや餃子に挑戦したが、どうしても納得のいくものが出せなかった。そもそも(大豆ミートによる)ひき肉が完成しないと先に進めない。ダニスコジャパンの協力もあり、素晴らしいひき肉が出来た。ひき肉はメニューのレパートリーが広がり、それは、多くの人が植物性食に参加できるということを意味する」とした。

SNSキャンペーン「私のプラントベース」実施中、2月28日まで

続いて、染野屋の松本利一氏が、「プラントベース・ミンチ」の商品紹介を行った。まず開発における苦労について、「最も苦労したのが食感、肉粒感(肉々しさ)を出すことで、大豆ミートの組み合わせや、水分の調整を工夫した」という。こだわったのは、「見た目は生の肉のようで、調理する際にひき肉と全く同じように使えることが大前提だった。また、出来上がりが悪ければ意味がなく、開発段階において、ハンバーグなど『焼き』、メンチカツなど『揚げ』、餃子で『蒸し』、ロールキャベツで『煮込み』など、さまざまな調理方法を行った」と話す。

その結果、あえて言わなければ植物性肉と気づかれない、どんな料理にも自信を持って薦められる商品に仕上がったと自信を示した。

その後、ウエキトシヒロさんが、「プラントベース・ミンチ」を使った「ベジガパオライス」を調理し、「『プラントベース・ミンチ』は水で戻す必要がなく、冷蔵庫から出してすぐに使えるため、ひき肉と同じ感覚で調理できる」と太鼓判を押した。

さらに染野屋は、2月28日までSNSキャンペーン「私のプラントベース」を実施している。「プラントベース・ミンチ」を利用した全ての人が対象。応募方法は、投稿するSNSの染野屋アカウントをフォロー(フェイスブックは「いいね」)した上で、パッケージ写真と作った料理の写真、料理のタイトル・感想を、「#私のプラントベース」と、染野屋のアカウントをタグ付けし、投稿すること。

「八代目染野屋半次郎賞」(1人)に、オリジナルエプロンや豆腐などのセット、「私のプラントベース賞」(10人)には、オリジナルエプロンをプレゼントする。

〈大豆油糧日報2021年2月1日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/soy/2021/02/2021-0201-1012-14.html
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