くら寿司 コロナ収束後を見越し都心部の出店強化、渋谷・新宿に新店舗、価格は1皿110円


くら寿司が都心部の出店を強化(写真は既存店の看板)

くら寿司が都心部の出店を強化(写真は既存店の看板)

回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社は12月3日、コロナ禍収束後を見据え、都心部へ積極的に出店していくことを発表した。

12月3日にオンラインで実施した事業戦略発表会で発表したもの。同社は、さらなる企業成長と社会貢献を両立させる“beyond コロナへの挑戦”を掲げた。コロナ禍でテレワーク導入企業が増え、都心部のオフィスワーカーが減少している中、あえてこのタイミングで都市部へ出店することで、コロナ収束後の外食需要拡大への準備と新しい客層へのアプローチを狙う。

都心部出店の第一弾として、2021年1月19日に渋谷駅前店、西新宿店の2店を同時にオープンする。

都心部に新規出店する店舗では、家賃・人件費・運送費などコストの問題から、価格は通常店舗より10円高い、1皿110円に設定。これまで主に出店してきた郊外のロードサイド店舗では、車で来店するファミリー層が多かったが、今回は都心部の駅近くに出店することからビジネスマンの利用も見込み、アルコール商品を通常店舗の2倍ほど取りそろえる。また、大人向けメニューのレギュラー販売など、都心部のニーズに合った商品とサービスの展開も予定している。座席に関しては、快適にゆったりと食事を楽しんでほしいとの思いから、これまでの店舗と同様の設計でテーブル席を中心に配置する。

くら寿司の田中信取締役副社長は、「くら寿司=ファミリー層という従来のイメージから、大人も行く店というイメージにしたい」とした。同社には以前から、都心部へ出店したいという思いがあり、利用者からの要望も多かったが、家賃をはじめとしたコスト面でクリアできる物件がなかなか見つからなかったという。これまでも「品川駅前店」「池袋サンシャイン60通り店」など都市部への出店はあったが、今回は、特に利用者の多い“渋谷”“新宿”などの主要駅かつ駅前という立地で違いがある。

都心部への出店は、東京・大阪に今期中6店舗の新規オープンを予定。そのほかの地方の都市部への出店も検討しているとし、「物件さえあれば、どんどん都心部へ出店していきたい」(田中副社長)と意気込んだ。

都心部へ出店する新店の概要〉
「くら寿司 西新宿店」
◆住所
〒160-0023東京都新宿区西新宿 7-1-7新宿ダイカンプラザ A 館2階
◆座席数
192席(ボックス30席、カウンター28席)

「くら寿司 渋谷駅前店」
◆住所

〒150-0042東京都渋谷区宇田川町 23-3渋谷第一勧銀共同ビル 7階

◆座席数
159席(ボックス34席、カウンター9席)

なお、くら寿司は都心部だけでなく、新エリアの北海道へ初出店することを、同発表会内で明らかにした。これにより「くら寿司」の全都道府県での進出を達成することになる。

〈関連記事〉くら寿司 北海道に初進出、全国47都道府県で出店達成へ

北海道に出店する店舗の詳細に関しては、近日中に公開するとしている。

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/12/2020-1203-1713-15.html
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