ボジョレーヌーボー「2020年は太陽の年」、デュブッフ社オンラインセミナー開催/サントリーワイン


サントリーワインインターナショナル「ボジョレーヌーボー」

サントリーワインインターナショナル「ボジョレーヌーボー」

サントリーワインインターナショナルは10月28日、ジョルジュ デュブッフ社「ボジョレーヌーヴォー」ブランドセミナーをオンラインで開催した。

サントリーワインインターナショナル輸入ブランド部チョウ・アンジ氏がボジョレーというワイン産地や主要品種のガメイ、ボジョレーとボジョレーヌーヴォーの違いなどを説明。また、「ボジョレー2018」(1,390円)と「ボジョレー・ヴィラージュ2018」(1,620円)の試飲も実施。「ボジョレーは口当たりがよく、軽やかで飲みやすい。焼き鳥や肉まんに合う。ヴィラージュは、しっかりとした味わいで凝縮感がある。しゃぶしゃぶや鶏肉のクリームシチュー、フライドチキンなど、日常の食事に合わせて楽しんでほしい」と話した。

ボジョレーヌーヴォーが世界に広まったのは、ジョルジュ・デュブッフ氏の功績だ。1950年代にはパリのビストロから、1980年代にはアメリカや日本市場に向けてヌーヴォーの楽しさを伝えてきた。日本市場においても「ジョルジュ・デュブッフ ボジョレーヌーヴォー」は、圧倒的販売量を誇るNo.1ブランドであり、フランスでもリヨンのボジョレーヌーヴォー公式コンクールで最多受賞歴を誇る。

デュブッフ氏は2020年年初に亡くなった。ジョルジュ デュブッフ社輸出部長で、ジョルジュ・デュブッフ氏の孫にあたるアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏は、「祖父は解禁日に日本に行くのが好きだった。彼の思いを引き継ぎ、今年も最高のヌーヴォーをお届けする」と語った。

アドリアン デュブッフ・ラコンブ氏

アドリアン デュブッフ・ラコンブ氏

ボジョレーでは2020年、7月に乾燥した日が続き、8月には猛暑が続いたため、ぶどうは平年より早く成熟した。収穫期も2003年以来、8月20日に開始した。生産量は45~50hlで、直近5年間では平均を上回る。

今年の作柄は、「太陽のヴィンテージ。素晴らしい仕上がり」で、「ブラックチェリーなどの完熟した黒い果実の香りと心地よい余韻。非常に芳醇な味わい」。

サントリーワインインターナショナルの2020年のラインアップは、料飲店向け専用商品やコンビニ限定品などを含め、全22アイテム。セミナーでは新商品から、ワイナリーに隣接する自社畑のぶどうを100%使用した今年限定・日本限定キュヴェ「ラ・ロズレー」(バラ園の意味)、オーガニック栽培のぶどうを使った「オーガニック」(ユーロリーフ認証・AB認証取得)、グルナッシュ・ブランとシャルドネを醸した「オレンジ ヌーヴォー」を紹介した。

解禁日に向けては、量販店店頭のワインへの首掛けで解禁日を告知、店頭での展開も企画する。さらに、「今年は幅広いラインナップを揃えたので、通常のヌーヴォーやヴィラージュ ヌーヴォーにプラスもう1本を試していただきたい。セット商品も企画する」としている。

また、11月19日の解禁日から3日間、オンラインで「ボジョパ」イベントを企画する(詳細は11月2日発表)。同社の今年の販売数量見込みは5万4,000ケース。市場全体では、前年比3割減の28万ケースと推定する。

〈酒類飲料日報2020年10月30日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2020/10/2020-1030-1050-14.html
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