くら寿司「絆真鯛塩〆炙り」
新商品「絆真鯛塩〆炙り」(1貫100円、以下税別)は、6月に実施した、コロナ禍で苦境に立たされる愛媛県の養殖業者から約200トンの養殖マダイを仕入れる取り組みによるメニュー。
当時、多くの養殖業者ではマダイの出荷が滞っており、エサ代などランニングコストの増大や、次の出荷に向けた養殖が始められないといった問題を抱えていた。くら寿司は、従来の取引として既に別の漁業者からマダイを仕入れていたため、従来の取引はそのままに、新たに養殖業者5社から計約200トンを仕入れた。
大量仕入れに対応するために高性能の冷凍技術を活用したことで、冷凍でも高品質の維持を実現した。加えて、独自のノウハウによって熟成し、マダイ本来の旨みを引き出したという。
また、従来のマダイ商品「極み熟成 真鯛」(2貫200円)と差別化を図るため、皮を残し、提供直前に皮目をバーナーで炙っている。脂のりの良い時期に水揚げしたマダイは、特に皮目の脂のりが強いという。
くら寿司の広報は、「期間限定の『絆真鯛塩〆炙り』と既存商品の『極み熟成 真鯛』、異なる味わいをぜひ食べ比べていただければ」と話す。「絆真鯛塩〆炙り」は塩とわさびでの食べ方がおすすめとのことだ。
なお、くら寿司では「絆真鯛塩〆炙り」発売と同日の10月9日から、「本ずわい かにVSとろフェア」を開催。10月11日まで販売する「特大 本ずわいがに」(1貫200円)や「熟成 大とろ」(1貫200円)、10月15日まで販売する「本ずわいがに三種盛り」(3貫200円)や「あぶりびんちょう大とろ ゆず塩」(2貫200円)などのメニューを展開する。
くら寿司「本ずわい かにVSとろフェア」
また、9月から開催している「鬼滅の刃」コラボキャンペーンの一環として、同じく10月9日から、「鬼滅の刃」クリアファイル第4弾の配布を開始するとともに、コラボメニュー「鬼滅の刃にぎり 三種盛り」(200円)、「禰豆子のたっぷりベリーアイス」(280円)、「乳酸菌ウォーター」(180円)のシート・カップを新デザインに切り替える。
くら寿司「鬼滅の刃」コラボクリアファイル第4弾デザイン(全4種類)
記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/10/2020-1008-1844-15.html
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