無添くら寿司「ビッくらポン」に世界初の“紙カプセル”試験導入、持ち帰り袋はバイオマスプラスチック配合に


無添くら寿司「ビッくらポン」に試験導入した紙カプセル

無添くら寿司「ビッくらポン」に試験導入した紙カプセル

一般ゴミとして処分可能、リサイクルもできる紙カプセル

回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくら寿司株式会社は6月15日から、世界初の“紙カプセル”を使った「環境にやさしいビッくらポン」の試験導入を、池袋サンシャイン60通り店(東京・豊島区)と、天六駅前店(大阪・大阪市)の2店舗で開始した。試験導入期間は7月15日まで。また、7月1日から持ち帰り袋を、バイオマスプラスチック配合の環境にやさしい素材に切り替える。

「ビッくらポン」は、5皿に1回ゲームに挑戦でき、「当たり」が出るとオリジナル景品が入ったガチャ玉がもらえる子どもに人気のカプセル玩具。週末など、多いときでは1日10万個以上を提供するプラスチック製カプセルを、今回の試験導入を踏まえ、順次“紙カプセル”へ移行する予定だという。

無添くら寿司「ビッくらポン」

無添くら寿司「ビッくらポン」

 
近年、「脱プラスチック」に向けた動きが世界で広がっていることを背景に、くら寿司は、環境に配慮した取り組みの一環として、ストローレスのカップを採用するなど、プラスチックごみの削減に努めてきた。今回試験導入した“紙カプセル”は、でんぷんとパルプを使うPIM技術を活用しており、燃やしても有害物質が発生せず、一般ゴミとして処分できる。また、リサイクルも可能となる。
 
くら寿司の“紙カプセル”は、株式会社ケーツーステーション、レンゴー株式会社、大宝工業株式会社との4社共同開発によって実現した。世界初の取り組みだという(PIM技術の特許取得元である大宝工業調べ)。
 
7月1日から切り替える新しい持ち帰り袋は、再生可能なサトウキビやトウモロコシなどの植物成分を原料の一部に活用した「バイオマスプラスチック」を25%配合し、マイクロプラスチックの削減に加え、CO2排出量の削減が期待できる。また、微生物の働きで水と二酸化炭素に分解する「海洋生分解性」の機能を備えており、海洋に流出しても環境負荷を低減できるという。なお、この持ち帰り袋は、同日から施行されるレジ袋有料化後も、無料配布の対象となっている。
 
くら寿司は、「多くの魚を扱う企業として、海洋資源の保護と持続可能な社会の実現を目指して、環境に配慮した取り組みをより一層強化していくとともに、お客様へ“美味しさ”と“楽しさ”をご提供してまいります」としている。

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/06/2020-0615-1602-15.html
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