
ワタミが人材派遣会社「ワタミエージェント」を設立、小売や介護など様々な業種に派遣(画像はイメージ)
緊急事態宣言を受けて、外食産業は営業ができない、大幅に売り上げが減るなど大きな影響が出ている中、ワタミでも4月13日から国内外食店舗約400店舗を休業していた。同社によれば、休業する店舗に勤務する従業員は、自宅で待機しており、緊急事態宣言が解除されても、しばらくの間は以前同様の勤務状態を確保することは難しいと考えられるため、従業員の雇用の維持と、安定した収入の確保が課題となっているという。
同社は、今月から食品スーパーに社員が出向する取り組みも開始しているが、パート・アルバイトの雇用の確保も喫緊の課題になっている。この課題解決に向け、派遣会社を設立して店舗に勤務する従業員の働く場を確保するねらい。
ワタミは、「現在、ワタミに対して、さまざまな業種の企業から“働く場を提供するので社員を派遣してほしい”といった要望が寄せられています。ワタミでは、こうした要望に応えることで労働者派遣事業を展開する企業をグループ会社化し、新たに派遣事業を行っていく中で社会課題の解決に取り組んでまいります」としている。
記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/05/2020-0521-1013-14.html
【提携サイト】食品産業新聞社ニュースWEB

食品産業新聞社ニュースWEBは、1951年発の生産・加工・流通・消費を結ぶ専門新聞社の株式会社食品産業新聞社が運営しています。「食品産業新聞」と5つの業界専門日報(畜産・米麦・酒類飲料・冷食・大豆油糧)のほか、月刊誌、ニュースサイトを展開しているユニークな会社です。就活生の皆さまは、食品業界の理解を深めるうえでの情報サイトとしてご参考ください。食品産業のさらなる発展と、食品業界を志望する学生の皆様の充実した就職活動をご支援します。( 食品産業新聞社ウェブサイトURL:https://www.ssnp.co.jp )