アイス「フロリダサンデー」2002年以来復刻、満足感と値頃感で「年間を通し根づかせる」/赤城乳業


赤城乳業「フロリダサンデー」(ストロベリー・ブルーベリー)

赤城乳業「フロリダサンデー」(ストロベリー・ブルーベリー)

赤城乳業は、1982年~2002年に販売したアイス「フロリダサンデー」を復刻し、3月24日全国発売した。「フロリダサンデー ストロベリー」「フロリダサンデー ブルーベリー」の2品で、容量は当時とほぼ変わらない210ml。従来の価格は150円で当時としては高価格だったが、今回の新価格は180円(以下、税別価格)で、現在では値頃感のある設定。種類別はラクトアイス。

ミルクアイスの上にフルーツ果肉入りソースをかけて、側面にもソースを入れ込み、最後までアイスとソースの絡み合った味わいを楽しめる商品。1980年代当時、アメリカへの憧れが強かったことから、アメリカの州名「フロリダ」、アメリカ生まれの言葉「サンデー」を取り、フロリダサンデーという商品名で誕生したという。

復刻の狙いは、懐かしさでかつてのユーザー(50~60代)や、当時高額で手が出なかった人を呼び込むことと、「フロリダサンデー」を初めて知る次のユーザー世代の取り込み。売場は高価格アイスが並ぶ棚ではなく、主に140~180円のアイスが並ぶ陳列ケースで、赤城乳業としては春夏だけでなく冬も売り、「年間を通し店頭に根づかせる」考えだ。

価格については、赤来乳業のパフェタイプ商品「パフェデザート」や「グランパフェ・ア・ラ・モード」の350円に対し、「フロリダサンデー」は180円。一般的に180円前後の中間価格帯アイスは、リッチタイプで小容量。たくさん食べたい人にはちょっと物足りない時もあるが、「フロリダサンデー」はラクトアイスグレードのアイス、フルーツの果肉ソースによるボリューム感があり、この満足感と値頃感で主な消費ターゲットである30~60代女性の取り込みを図る。

180円という中間価格帯のアイスは、実は年間を通じて安定した購入率がある。また、30~40代を主要ターゲットとしたパフェタイプのアイスは、主に300~400mlの大容量だが、これを200ml程度に小さくしたアイスは、夏向けの商材は他社品にあるものの、年間商材はほぼ不在。この空白地帯に着目し、市場調査から可能性を見出だした。

「コンビニの平台のアイス売場で動くものと自信をもっている」(赤城乳業)。時代背景に適応した復刻として受け入れられるか、商品動向に注目だ。

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/milk/2020/03/2020-0324-1447-14.html
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