国分グループ本社、新型コロナ対策で、情報共有と迅速な意思決定を全社に徹底


国分グループ本社・國分晃社長

国分グループ本社・國分晃社長

國分晃代表取締役社長執行役員経営統括本部長兼COOは決算会見の席上、新型コロナウイルス感染拡大への対応について、次のように述べた。

商流上は、先週から売上の影響が業務用で出ている。グループ内としては、主催の会議、展示会は原則中止。参加者を特定できる会議はウェブ会議か延期という方針だ。やむを得ない場合は、この発表会のように、マスクの着用、アルコール消毒を徹底し、懇親会は中止。社外でも100人を超える会合は参加中止。社員は業務に支障のない範囲での在宅勤務、通期ラッシュを避けた出勤を推奨する。特に基礎疾患を有する社員、妊娠中の社員には配慮する。

情報の共有は、迅速な意思決定を全社に徹底するために、危機管理委員会を設置し、情報の収集・分析をおこない、グループ共通のイントラネットに対策サイトを立ち上げ、方針を通達している。また、取引先のメーカー・小売業の各社からの情報や、海外・行政の情報を掲載し、情報の徹底を図っている。

商品供給面では現段階では安定している。中国で製造している食品および中国の原材料を使用している食品を製造するメーカーにおいても、数カ月の在庫を保有しているところが多い。直近での品切れは少ないと判断している。ただし、中国産野菜など生鮮品は今後、品薄になることが予想される。メーカーでは、調達先の見直しを始めているところが多い。

量販店やメーカーのバックヤードでよく使用される二層マスクは中国産が多く、製造現場での二層マスクのひっ迫が懸念される。当グループの旭トラストフーズは十分なマスクと消毒液があり、デリシャスクックでは1カ月分のマスクを保有している。

今後、フードサービス・外食・インバウンドで売上に大きな影響が出るとみられる。

〈酒類飲料日報2020年3月4日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2020/03/2020-0304-1123-15.html
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