テイクアウトサービス「LINE ポケオ」が拡大、2020年内3万店に向け取り組み


「LINE ポケオ」

「LINE ポケオ」

消費増税後2週間で利用者20万人増加

LINE(ライン)で展開するテイクアウトサービス「LINE ポケオ」の利用者が増加し続けている。

「LINE ポケオ」は、今いる場所や普段よく行く場所の近くにあるテイクアウト可能な店舗を検索・注文でき、待ち時間なく商品を受け取れるサービスだ。会員数は消費税増税やキャンペーンをきっかけに増加し、2019年9月末時点の500万人から、10月に入り、わずか2週間で20万人増加。牛丼チェーンの「松屋」や定食チェーンの「大戸屋」など加盟店も増加しており、チェーン店だけでなく個人経営の飲食店を含め、現在は約3,500店まで拡大。近々では「日高屋」も加盟した。今後は2020年内に加盟店を3万店までひろげるべく、営業体制の強化などに取り組む。

ポケオのPRを担当する秋吉愛さんに話を聞いた。

LINE株式会社 O2Oカンパニー グルメサービスチーム 秋吉愛さん

LINE株式会社 O2Oカンパニー グルメサービスチーム 秋吉愛さん

――ポケオの強みは
 
ポケオは位置情報を活用しているため、自宅や勤務先の近くの店をユーザーが開いたときに表示でき、無駄な操作が少ないのも大きなメリットだと思います。新たにアプリをインストールする必要もありません。
 
また、テイクアウトでは、ユーザーが店舗に直接受け取りに行くので、飲食店の場所を覚えてもらう事もできます。いままで家の近くにあるけど、知らなかった、使ったことのなかったユーザーが注文して、もし気に入ればイートインの利用にもつながると思います。
 
また、キャンペーンを通じて利用がどのように変化するなどマーケティングにも役立てられると思います。
 
――デリバリーサービスも展開している。違いは

 
デリバリーサービスの「ライン デリマ」はサービスを始めて2年ほど経つため、公式アカウントのお友だち数は2,600万人以上で、ポケオよりも多い状態です。ポケオとの大きな違いは、デリマは出前館との協業モデルで、ポケオはサービスの設計など1から当社で行っています。
 
また、デリバリーとテイクアウトでは、デリバリーは配送料で少し高くなりますが、家にいても商品が届くことがメリットです。一方のテイクアウトは、配送料はかからず、待ち時間もなく商品を受け取ることができます。そのどちらに利点を感じるかで、利用は変わると思います。
 
利用シーンも分かれていて、デリバリーは週末に伸びる傾向にあり、テイクアウトは7割以上が平日に使われています。
 
テイクアウトサービスは本格展開してからまだ半年ですが、急速に会員数を伸ばしおり、今後も伸びしろは大きいと思います。
 
――2019年10月の増税後の利用動向は

 
増税が始まって2週間で会員数が20万人増えました。流通額も、9月17日から9月30日までと、10月1日から14日までを比較して約2.5倍、注文数も1.5倍にまで伸びています。この時期は当社でもキャンペーンを実施し、軽減税率との相乗効果があったと見ています。日本にはテイクアウトの文化はまだ薄い状態ですが、「お得だから」、「楽だから」試しに使ってみようと考えた方も多くいたと感じます。
 
――今後力を入れる取り組みは

 
店舗を拡大するのが一番のミッションです。営業体制を整えることができたため、これからお店への提案を本格化させます。直近では中華チェーンの「日高屋」も加盟しました。
 
このサービスは全国で展開しているので、店舗数の多いチェーンの加盟店も広くカバーできています。利用する方にとってメリットが増えるよう、よりメニューのバリエーションを広げていきたいです。今は大手チェーンが中心ですが、今後はよりさまざまな飲食店に参加してもらえたらと思います。

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/01/2020-0123-1623-14.html
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