2019年7月の肉類輸入は牛肉6.2万t、豚肉8.7万t、鶏肉5.2万tか/貿易速報から推計


畜産日報 2019年8月20日付

畜産日報 2019年8月20日付

肉類合計輸入量28.5万tと過去2番目に、動検検疫速報29.1万tは過去最高

財務省が19日に発表した2019年7月の貿易速報によると、肉類合計の輸入量は28万5,252tとなった。これは4月の30.1万tに次ぐ過去2番目の数量となる。7月の動物検疫所の肉類検疫数量は29万1,069tで、こちらは過去最高の数量となった。外貨の先高をにらみ、牛、豚、鶏とも手当てを早めたこと、通関業務が5週分あったことなどが要因とみられる。この速報値と動物検疫数量、TPP11協定国などの旬別牛肉輸入量から推計すると、7月の輸入通関量は牛肉6万2,000t前後、豚肉8万7,000t前後、鶏肉5万2,000t前後と見込まれる。前月に比べ、牛肉は1万5,000t前後増加、豚肉は1万1,000t前後増加、鶏肉も9,000t前後増加する見通し。6月は比較的落ち着いた輸入だったこともあり、各食肉とも大きく増加した。

財務省の貿易速報によると、肉類の総輸入量は前年比5.6%増の28万5,252tとなった。地域別には、米国は前年比0.3%減の6万6,647t、EUが3.3%増の3万4,750t、アジアが1.0%増の6万3,537t(うち中国2万2,289t、アセアン4万1,113t)、その他の地域(豪州、ブラジル含む)が12.7%増の12万318tとなった。前月比では全体で4万7,488t増加し、うち米国は1万1,924t増、EUは4,070t増、アジアで1万1,606t増(うち中国3,730t増、アセアン7,908t増)、その他の地域は1万9,888t増と、各地域で増加した。

7月の動物検疫数量は、牛肉が7万641t、豚肉が10万3,776t、家きん肉が5万8,760t、家きん調製品が4万1,483tだった。前月比では、牛肉が1万2,025t増、豚肉が1万4,130t増、鶏肉は1万101t増、家きん調製品は6,869t増となった。また、肉類の動物検疫数量は29万1,069tで過去最高の数量を記録した。なお、動検数量が貿易速報を5,817t上回り、この分が未通関に回ったとみられる。

これらから推計すると、7月の牛肉輸入量は6万2,000t前後(豪州2万8,000t、米国2万5,000t、NZ2,500t、カナダ5,000t、メキシコ1,500t)が見込まれる。豚肉は8万7,000t前後(EUが3万2,000t、米国2万4,000t、カナダ2万1,000t、メキシコ8,000t、チリ2,000tなど)とみられる。鶏肉は5万2,000t前後(ブラジル3万8,000t、タイ1万2,000t、米国1,500tなど)、また家きん調製品は4万7,000t前後と見込まれる。

〈畜産日報 2019年8月20日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/meat/2019/08/2019-0820-1248-14.html
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