J-オイルミルズがベーカリー勤務者を対象に製パン技術講習会、バッカルドリン社の製パンミックスを使用したパンと応用例を紹介


J-オイルミルズ 製パン技術講習会

J-オイルミルズはこのほど、東京都中央区のおいしさデザイン工房で、ベーカリー勤務者を対象にした製パン技術講習会を実施した。同社がこの春から販売を開始したバッカルドリン社製の製パンミックスを使用したパンと応用例を、デモンストレーションを交えて紹介した。

丸川治油脂加工品事業部長は冒頭のあいさつで、「本日は、今年の春から輸入販売を開始したオーストリアのバッカルドリン社のミックス粉5品を使ったパンの製造工程を紹介する。バッカルドリン社は1964年創業の製菓製パン材料のメーカーで、欧州では5本の指に入る企業だ。グローバルな展開をしており、日本においては当社が輸入販売することになった。バッカルドリン社の製品を使い、当社が持っているマーガリンやショートニング、植物油脂、スターチなどの素材と組み合わせて、新しいシナジーを創出していきたい。本日は当社の新しい商品に触れてもらい、皆さんの商品作りのヒントになればと思う」と述べた。

油脂加工品事業部でミックス粉5製品を販売する背景は、健康訴求、安心安全な素材、作業の効率化という、食品業界で求められるニーズに対応できる製品を用意するためだという。

また、18年に3,000万人、20年には4,000万人とされる訪日外国人のうち、約5%を占めると同社が推計するベジタリアンや、ビーガンにも提供可能な製品も用意している。

「ベジパン」はモバックショウでも大きな反響、ビーガン向けにも提案が可能

新商品5品は、おいしさはもちろんのこと、「健康訴求」、「安心な素材」、「効率化」という3つのコンセプトを兼ね備えたミックスだ。

「コーンミックス」は、さまざまな穀物が入った汎用性の高い、添加物不使用のミックスで、小麦粉に比べて食物繊維は約6倍、たん白質は約2倍と栄養価の高さが特徴だ。現在使用している生地に20~30%添加するだけで、バリエーションを増やせることを訴求する。

「ベジパン」は、オーツ粉やひまわりの種などの穀物を丸ごと配合。小麦粉比で食物繊維は6倍、たん白質は2倍と栄養価が高く、添加物は不使用。クッキーやベーグルに添加するだけで系統の異なる商品を並べることができると提案する。「2019モバックショウ」に出展した時にも反響が大きかったという。イーストを使用することなく、水とミックスを混ぜるだけで簡単にパンを作ることができ、植物性素材のみのため、ビーガン向けにも提案が可能だ。

「アロニアミックス」は、添加物不使用で、ポリフェノールとアントシアニンを多く含むチョークベリーを使用した紫色が鮮やかな製パンミックスだ。町のパン屋では茶や白のパンが多いが、同商品を使うと彩りを添加できることを提案する。

「クルクマミックス」は、ターメリックを配合した黄色が鮮やかな製パンミックスで、店頭の商品を華やかにできることをアピールする。

「ヴィエネーゼケーキミックス」は、作業の効率化に貢献できることを強調。香料や乳化剤は入っておらず、水と油を合わせるとボールでケーキ生地が作れるため、店の中で棚が空いた時にも簡単に商品が補充できることを提案する。

〈大豆油糧日報 2019年8月8日付〉

J-オイルミルズ 製パン技術講習会

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/soy/2019/08/2019-0809-1307-14.html
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