冷凍野菜輸入量が3年連続で過去最高を更新、3.1%増の52.7万トン/2019年上半期


2019年上半期の冷凍野菜輸入量が3年連続で過去最高を更新(画像はイメージ)

2019年上半期の冷凍野菜輸入量が3年連続で過去最高を更新(画像はイメージ)

ポテトが牽引、ブロッコリ堅調も減少品目が目立つ、中国は計2.5%増

財務省が7月30日に発表した2019年上半期(1~6月)の輸入通関実績によると、冷凍野菜輸入量は前年比3.1%増の52万7,103tと大幅に増加。上半期として3年連続で前年を上回り、3年連続で過去最高を更新した。しかし、前年を下回る品目が目立った。金額ベースでは5.7%増の981億4,019万円となり、1kg当たり平均単価は186.2円と前年より2.5%高で上昇に転じた。また、中国産は4年連続で前年を上回り、前年比2.5%増の22万8,522tと伸長した。中国産のシェアは全体の43.4%を占めた。

フライドポテトなどの大きな需要があり最大品目となっているポテトは、前年を6.1%上回り19万4,933tと19万tを超えた。キロ単価は143.2円で前年より5.6%上昇したが、需要は拡大している。米国産が10.4%増とプラスに転じている。カナダも4.9%増と前年に引き続き堅調だ。一方、ベルギーは5.6%減と2年連続マイナス。増勢が続いていたオランダも15.9%減とマイナスに転じた。中国も2.0%減と2年連続のマイナスとなった。

その他の輸入量は枝豆が2.1%減の3万8,633tで、2年ぶりにマイナスに転じた。平均単価は228.8円で1.7%上昇。トップシェアの台湾は1.7%減と2年連続マイナス、タイは0.5%増と微増ながら2年連続のプラスとなった。中国は2.5%減と上半期として4年ぶりのマイナスとなった。インドネシアは21.8%減と落ち込んだ。

コーンは9.3%減とマイナスに転じた。トップシェアの米国が10%減、タイは12.4%減、ニュージーランドも39.2%減とそれぞれ落ち込んだ。一方で中国は20.4%増と伸長、ベトナムも2倍増としている。平均単価は174.5円で4.3%上昇。

ブロッコリーは5.3%増と6年連続の増加。トップシェアの中国は0.1%減とマイナスに転じたが、エクアドルが7.8%増と伸長を続け、中国に肉薄している。なお金額では17年からエクアドルが上回る。グアテマラは58.7%増となった。

ほうれん草は6.3%減。これは昨年、一昨年と国産品の供給不足により大幅に増加した反動減だ。中国産は4.9%減、台湾、ベトナムは4割以上減少した。一方でミャンマーは6割増、イタリアの75.8%増と前年続き伸長している。混合野菜は9.5%減と2年連続のマイナス。中国が8.4%減とマイナスに転じた。米国は12.5%減と2年連続の減少。

インゲンは2.7%減。中国が4.7%減となったほか、タイが2割弱のマイナス。インドネシアは8割増と伸長している。

〈冷食日報 2019年7月31日付〉

冷凍野菜輸入量(2019年6月分と1~6月累計)

冷凍野菜輸入量(2019年6月分と1~6月累計)

〈冷食日報 2019年7月31日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/frozen/2019/07/2019-0731-1528-14.html
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