冷凍麺「お水がいらない」シリーズ累計1億食突破へ、「塩元帥 塩ラーメン」「横浜家系ラーメン」「五目あんかけラーメン」を同時発売/キンレイ


キンレイ「お水がいらない」シリーズ「塩元帥 塩ラーメン」「横浜家系ラーメン」「五目あんかけラーメン」

定番ラーメン拡充で具付き冷凍麺市場の活性化へ

キンレイは、量販店向けの市販用冷凍食品「お水がいらない」シリーズから、2019年秋冬の新商品として「お水がいらない 五目あんかけラーメン」(569g)、「お水がいらない 塩元帥 塩ラーメン」(493g)、「お水がいらない 横浜家系ラーメン」(456g)の3品を8月26日、全国で発売する。いずれもオープン価格。

「お水がいらない」シリーズは、凍結スープの上に麺・具材を重ねてさらに凍結させる「二段凍結三層構造」により、スープをお湯で割る手間もなく、鍋で温めるだけで手軽に専門店さながらの味を実現する具付き冷凍麺シリーズ。7月9日、東京・新橋の東京本部で、和田博行社長らが出席し、新商品発表会を開いた。各商品の概要は以下の通り。

◆「お水がいらない 五目あんかけラーメン」
横浜中華街の飲食店などが加盟する「横浜中華街発展会協同組合」監修商品。専門店の味を再現するため、同社大阪工場の鉄鍋設備を活用し、具材には本格中華の「油通し」を再現した下処理の技術化に成功。これにより、香ばしさとともに、食材本来の食感、彩り、スープや麺とのなじみを実現した。具材には、豚肉、キクラゲや野菜類など9種の素材を使用する。

スープは香味野菜と鶏ガラを炊き出し、とろみがあるスープを使用。本格中華専門店で主流の卵麺をイメージし、卵黄・卵白を配合し、あんが絡みやすい細麺を採用する。

担当者によれば、同社が2017年秋にちゃんぽん「四海樓」を発売以降、冷凍ちゃんぽん市場が活性化しており、それと同様、他社に強い商品があるあんかけラーメン市場に新商品を投入することで市場活性化を目指したいことも開発背景にあるという。

◆「お水がいらない 塩元帥 塩ラーメン」
関西地区中心に30店舗を展開する人気の塩ラーメン専門店「塩元帥」監修商品。塩ラーメンは定番フレーバーで、即席めんなどでは人気がありながら、市販冷食市場には商品がないことに着目して開発したという。

スープは、「天然素材の良さを活かす」とし、40種類もの素材を使用するという「塩元帥」のこだわりを基に、鶏ガラ・昆布・かつお節・さば節・香味野菜などを炊き出し、旨味が立ち、すっきりしていてキレがあるスープを再現。具材には、チャーシュー、メンマ、青ねぎ、糸唐辛子のほか、自社で丁寧に炒め香ばしく仕上げた焦がし玉ねぎと、刻みゆず果皮をアクセントとして加えている。麺は準強力粉に中力粉を自社ブレンドし、もちもちとした食感とツルッとしたのど越しを再現した。

開発担当者によれば、「塩元帥」の監修を得るために、80回もの試作と6回の商談の末、ようやく実現した商品だという。
 
◆「お水がいらない 横浜家系ラーメン」

ラーメン店舗検索サイト「ラーメンデータバンク」監修で横浜の人気ご当地ラーメンを再現した商品。

スープは、専門店同様、コクのある豚骨醤油ベースのスープに鶏油を効かせる、家系ラーメン王道の味わいを再現。具材も家系ラーメンの定番具材であるチャーシュー、ほうれん草、焼き海苔(小袋別添)を盛り付ける。麺は、濃厚なスープに負けない食べごたえがある中太ストレート麺を冷凍麺で再現するため、専門店は強力粉主体だが、中力粉主体により太くし、固さともちもち感の双方を実現したという。

「お水がいらない」シリーズは累計1億食突破の見通し

発表会の冒頭、和田博行社長および、澤田卓士営業本部営業第二部長がキンレイの業績概況を説明。2018年度(2019年3月期)の売上高は前年比10%増123.7億円と増収。利益面では、営業利益は若干増益だったが、税引き後純利益は若干マイナスとなったという。今期は売上高8%増133.9億円で増益を計画する。

また、2018年度の量販向け「お水がいらない」シリーズ出荷実績は、シリーズ計で前年比約15%増2,100万食。うちラーメンは前年並の1,150万食、うどんが約25%増の950万食で、ここまでシリーズをけん引してきたラーメンのテコ入れを図るためにも、今回はラーメン3品を投入したという。

なお、「お水がいらない」シリーズは、2010年の発売以降、2018年度までで累計8,000万食を突破。今期はシリーズ計2,300万食を計画し、累計では1億食を突破する見通しだという。

〈冷食日報 2019年7月11日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/frozen/2019/07/2019-0711-1420-14.html
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