コープみらい、新店舗 「コープ国分寺内藤店」で子育て世帯を意識した店づくり


「コープ国分寺内藤店」イートインスペース

「コープ国分寺内藤店」イートインスペース

旧「ミニコープたまらん坂店」を移転、売場面積を4倍に拡大

コープみらいは6月4日、「コープ国分寺内藤店」(東京都国分寺市)をオープンした。

近隣には多くのコープ会員が住んでいることもあり、店内にはコープオリジナル商品を多数そろえる。簡便・即食需要に応えるべく惣菜も充実させ、近隣に多く住む子育て世帯に支持される店を目指す。

同店は近隣にあった旧「ミニコープたまらん坂店」を移転・拡大した店舗で、売場面積は旧店舗の約4倍にも増えた。新府中街道という新たに整備された道沿いに立地するため、1階は駐車場で2階は売り場という形になっている。

コープみらい・コープデリ連合会の大川昌彦執行役員によると、同店から半径1km以内に住む1万3,000世帯のうち約半数はコープ会員とのこと。「商品に理解のある方が多く住んでいるため、オリジナル商品はしっかりとそろえた」と語る。主に50代や40代が多く住み、子育て世帯も少なくない。大学が近くにあるため、10~20代も多く住む。

冷凍食品はアイスを含めて430SKUで、店舗における供給構成比は3.3%となる。棚を見ると、乳幼児向けの冷凍食品「きらきらステップ」をコーナーで展開していた。1歳前後の乳児に合わせた商品群で、「やわらかいミニうどん」や「国産野菜で作ったなめらかキューブ」、「5種の国産野菜のミニハンバーグ」など7アイテムを並べる。「全体のラインアップの中から売れ筋の商品を絞り込んで展開」(永井伸二郎常務理事)している。

その他の商品も、本紙「冷食日報」の取材では、目視で半分以上がPB(プライベートブランド)商品だった。店内の商品全体でもPBは約2割にも上る。

PBを広く展開する理由を、永井常務理事は「他社でできないことで、認知拡大をしたい」と力を込める。NB(ナショナルブランド)商品だけでは伝えきれない自社の特徴を、PB商品を組み合わせて「価値を伝えることで差別化したい」と話す。

また、冷凍ミールキットも一部展開する。消費期限などの問題もあり「冷凍を中心に進めている」という。

「コープ国分寺内藤店」冷食売場

「コープ国分寺内藤店」冷食売場

惣菜の展開に注力、イートインスペースを地域住人の「コミュニケーションの場に」

提案で力を入れているのはデリカや惣菜だ。惣菜だけで供給構成比は全体の10%以上を見込むという。ベーカリーは3.3%で、生鮮デリカの合計は50.5%に上る。買い回りを良くするために、弁当やおにぎりの売場を近接させ、レンジ分類の商品や、温めればすぐに食べられる主菜やおかずを豊富にそろえる。カレーバイキングも導入した。産直原料を使った同社ならではの惣菜も展開する。揚げ物や焼き鳥などのばら売り商品は、衛生面を考慮して扉付きの什器で展開する。
 
「地域の方のコミュニケーションの場になれば」(永井常務理事)として、イートインスペースも設ける。実際に店舗では、コーヒーを購入して談笑する主婦の姿があった。
 
また、「卵・乳・小麦・そば・落花生・エビ・カニ」のアレルギー特定原材料7品目を使わずに作ったPB「SMILE DISH(スマイルディッシュ)」シリーズのコーナーも初めて設け、10アイテムをそろえた。
 
〈冷食日報 2019年6月5日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/frozen/2019/06/2019-0605-1730-14.html
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