「一杯のビールで、地球を救う」 アウトドアブランドのパタゴニアからクラフトビール「ロング・ルート・ウィット」発売


「ロング・ルート・ウィット」と「ロング・ルート・ペールエール」

「ロング・ルート・ウィット」と「ロング・ルート・ペールエール」

アウトドアブランドのパタゴニア日本支社は去る4月25日より、「一杯のビールで、地球を救う」をコンセプトとするビール「ロング・ルート・ウィット」(355ml/440円)を発売した。醸造は、ポートランドの「ホップワークス アーバンブリュワリー」。

パタゴニア本社のグループ会社で、環境を再生する農業や漁業をサポートする「パタゴニアプロビジョンズ」の新製品。環境革新的な多年生穀物「カーンザ」を一部に使用して醸造した(15%カーンザを使用するため、日本での区分は「発泡酒」)。

同ブランドの「ペールエール」は2017年より販売していたが、新たにベルギー白ビールタイプの「ウィット」を追加。パタゴニアの店舗やHP(https://www.patagonia.jp/provisions.html)で販売するほか、4月26日にオープンした銀座「Loft」にも「パタゴニア プロビジョンズ」として出店。また、料飲店へは樽生商品も含め、輸入を担当するえぞビールが展開する。

発売と同日の4月25日には発表会「パタゴニア プロビジョンズ バー」を渋谷TRUNK(HOTEL)で開催。辻井隆行支社長は冒頭、パタゴニア社の歴史や、オーガニックコットンへの転換、フェアトレードの実践など、同社のこだわりを紹介。「ビジネスが出すマイナスのインパクトを最小限にと活動してきたが、温暖化に伴う気候変動を受け、昨年より“故郷である地球を救うためにビジネスを営む”をコンセプトに、カーボンニュートラルや再生可能エネルギーへの取り組みを開始した。環境を再生するビジネスを通じて、より早く根本から解決する方法を探している」と述べた。

食品事業では「土壌や水を健全にすること」をコンセプトに商品を開発。今では16製品を展開する。大気中の炭素を土に閉じ込め、土壌内の生物多様性を回復させる「カーンザ」を世界で初めて商品化した。

原料の二条大麦や酵母、ホップもすべてオーガニック。「ペールエールはカーンザ特有の苦みを残した。ウィットはさわやかで軽やかな飲み口を楽しんでほしい」。

〈酒類飲料日報 2019年5月7日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2019/05/2019-0507-1607-14.html
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