市冷協 新会長に三菱食品の中村隆志氏、副会長には国分フードクリエイト・齊藤顕範氏


新会長=三菱食品 中村隆志低温事業本部商品オフィス室長(左)、新副会長=国分フードクリエイト 齊藤顕範首都圏支社長兼第二支店長(右)

新会長=三菱食品 中村隆志低温事業本部商品オフィス室長(左)、新副会長=国分フードクリエイト 齊藤顕範首都圏支社長兼第二支店長(右)

首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協)は、16日開催の報道向け消費者キャンペーン発表会で新会長に三菱食品の中村隆志低温事業本部商品オフィス室長が就任したことを発表した。また、副会長には国分フードクリエイトの齊藤顕範首都圏支社長兼第二支店長、会計監事に日本アクセスの小玉康夫東日本営業部門地区商品部長代行、会計副幹事にケイ低温フーズの宮前昭仁首都圏支社営業部第2ユニットユニットマネージャーが就任し、岡村智顧問以外の役員がいずれも交代することとなった。各氏とも4月1日付で就任した。

19年度の冷食普及活動は消費者キャンペーンと全公立展出展を継続

また、市冷協としての19年度冷凍食品普及活動は、昨年に引き続き消費者キャンペーンと、神奈川県の公立高校全校を紹介するイベント「全公立展」へのブース出展を継続することを発表した。一方、予算配分を見直し、「全公立展」に注力するため、近年実施してきた工場見学は実施を見送る。

消費者キャンペーンは、昨年に引き続き「毎日おいしい!冷凍食品」キャンペーンとして5月15日~7月16日までの期間開催。応募数の目標は昨年の4万1,499通並、実施店舗数も前年並の3,500店舗をめどとする。

昨年の応募者を分析すると、初めての応募者が31%と例年同様、約3割だったのに対し、3・4回目以上の構成比が16年に44%だったところ、年々増加し昨年18年は54%とヘビーユーザーが増加傾向にあることから、継続性を重視し、日常での購入を提案するキャンペーンタイトルを据え置いた。

また、応募傾向の分析から、人気の高いグルメカタログや調理家電、キッチングッズを景品として採用。総当選者数は工場見学を除いて前年同数の250人で、景品は対象商品のバーコード5枚応募を、チーズフォンデュ等が手軽に楽しめる調理家電「レコルト ラクレット フォンデュメーカー」および人気グルメカタログ「選べるグルメ50選」、3枚応募を人気キッチン家電「ラッセルホブス電動ペッパーミル」「JCBギフトカード3,000円分」「冷凍食品人気商品詰め合わせ」各50人が当選とした。

全公立展は、6月15日に開催されること以外、現時点で詳細が決まっていないが、事務局担当者によると主催者側からも好評を博しており、出展はほぼ間違いない状況だという。会見であいさつした中村新会長および、来賓としてあいさつした日本冷凍食品協会の三浦佳子広報部長は、要旨次のように述べた。

中村新会長=皆様のご協力をいただきながら、市販冷食市場を盛り上げたい。2018年度(4~3月)の市販冷食市場は、上期は順調だったが下期、特に10月以降やや陰りが見られ、首都圏で100.6%、全国でも100.8%と横ばいだった。ここのところ市場をけん引していた米飯が若干の前年割れし、近年苦戦する弁当品もなかなか回復しなかった。また、このところ好調だった凍菜・惣菜類も微増で市場全体をけん引するまでは至らなかったのも全体が低推移となった要因だろう。

冷食市場が踊り場に入ったという見方もある一方、社会環境を見ると単身世帯の増加、働く女性の増加など、手間がかからず必要な分だけ食べられる冷凍食品が成長する機会は多い。ただ、お客様の認知度はまだ低く、簡便・保存料無添加・出来立てを凍結することで鮮度を保っているなどの利点をご存じでない方が多い。冷凍食品の良さをしっかり説明する機会を増やさねばならない。

今年度はまず消費者キャンペーン、そして全公立展への出展と2つのイベントをしっかりと進め、直接消費者と対面し、説明する機会を設けたい。

三浦部長=当協会の伊藤滋会長(マルハニチロ社長)も常々まず冷凍食品を食べてもらいたいと言っており、お弁当を食べる親子が一堂に会する全公立展は、そのおいしさを確認してもらえるのは貴重な機会。朝の忙しい、1分も惜しいときに私自身も冷凍食品に助けられており、お弁当品が苦戦しているとは言うが、日本の素晴らしい弁当文化として、「冷凍食品なんて」というような方にも“手抜きではなく手間抜き”として、手作りと組み合わせて工夫して使っていただくきっかけになればと期待している。

〈冷食日報 2019年4月18日付〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/frozen/2019/04/2019-0418-1543-14.html
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