パスタで完全栄養食の新ブランド、日清食品「All-in PASTA」発売


日清食品「All-in PASTA」7アイテム

日清食品「All-in PASTA」7アイテム

「栄養ホールドプレス製法」により、1食で1日に必要な栄養素の3分の1を

日清食品(株)(安藤徳隆社長)は26日、完全栄養食の新ブランド「All-in PASTA」(オールインパスタ)シリーズの記者発表会を開いた。1日に必要な栄養素全ての3分の1を1食で摂取できる商品設計。27日10時から日清食品グループオンラインストアと通販サイト LOHACO で発売する。ターゲット層は30~40代を想定。夏にはヌードルタイプの投入も予定しており、発売から1年でシリーズ累計100万食の販売を目指す。

『完全栄養食「AllinPASTA」』は厚生労働省の「日本人に必要な食事摂取基準(2015年版)」の「30~49歳男性の推奨量/目安量」をもとに、1日に必要なビタミン・ミネラルの3分の1の量を配合したパスタ。麺は特許申請中の独自技術「栄養ホールドプレス製法」により、各種栄養素を麺の内側に包み込んだ。通常のパスタ(乾麺)と比較して、糖質30%オフ。1食でタンパク質24g、食物繊維8.6g、ビタミン13種類、ミネラル13種類を摂取できる。袋麺、カップ麺タイプがあり、カップ麺タイプの1食あたりの塩分は2g台に抑えた。袋麺、カップ麺とも麺は同じもので、袋麺はゆで時間4分、カップ麺は湯戻し時間6分。

「栄養ホールドプレス製法」解説図

「栄養ホールドプレス製法」解説図

ラインナップは、
△「All-in PASTA」=袋麺タイプのパスタ。1食分のパスタ(88g)中に、13種類のビタミン、13種類のミネラル、たんぱく質、食物繊維を配合。別添で「ほぐしオイル」付き。「味のアレンジを自由に楽しみたい方におすすめ」、400円(税別)。
△「All-in PASTA粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」=カップタイプ。「All-in PASTA」とボロネーゼソースのセット品。食塩相当量2.7g。600円。
△「All-in PASTA 国産バジルを贅沢に使った香りとコクのジェノベーゼ」=「All-inPASTA」とジェノベーゼソースのセット品。別添でバジルパセリパック付き。食塩相当量2.0g。600円。
△「All-in PASTA 完熟トマトに唐辛子をきかせたスパイシーアラビアータ」=「All-in PASTA」とアラビアータソースのセット品。食塩相当量2.6g。
△「All-inPASTA SAUCE ボロネーゼ」=ソース単品。2食。500円。
△「AllinPASTA SAUCE ジェノベーゼ」=ソース単品。2食。500円。
△「All-in PASTA SAUCE アラビアータ」=ソース単品。2食。500円
――の、計7アイテム。
 
記者発表会でマーケティング部の藤野誠部長は「当社は1958年にチキンラーメンを発売し、それから60年経った。飽食の時代だが、生活スタイルの変化やダイエット等で、充分に栄養が摂れていない『新型栄養失調』が増加している。今回の商品は1食に必要な栄養素が全て入り、誰でも簡単に作れて、おいしい、理想的な食事。『栄養面でも、世の中をまんぷく』にしていきたい」と挨拶した。
 
ダイレクトマーケディング課の佐藤真有美BM(ブランドマネージャー)が、「厚生労働省の平成29年国民健康・栄養調査によると、脂質を除き、必要な栄養の摂取量は減少傾向にある。特に、ビタミン、ミネラルの宝庫である野菜類の摂取量は、40代以下で慢性的に足りない状態。栄養失調までは行かないが、バランスはとれていないのが現実」と開発の背景を説明。

その上で、「『All-in PASTA』では食べるときの栄養素にこだわった。一般に食品に含まれる栄養素は長期保存や、ゆでる調理過程で失われてしまう。今回、新技術『栄養ホールドプレス製法』を開発。ビタミンやミネラルなど、ゆでると失われやすい栄養素をパスタの中心に閉じ込めた。ビタミンやミネラルはそのまま摂取すると、苦み、えぐみ、酸味などがかなりのもの。そういった栄養素を1食で取るために、パスタで包み込んだ。栄養素の酸化や劣化も防ぐことができる。この製麺技術は当社のこれまでの製麺技術の中でも最高難易度といえる。大量生産の製品で、賞味期限の8か月後まで栄養素を担保しなければならない。また、麺は小麦粉の伸縮性により製麺するが、栄養素は伸びず、ベタついたりザラついたり、全て製麺性を悪くする。配合を何度もやり直した。味についても、栄養食は味に期待を持てないこともあるが、そのハンデなくおいしい商品を開発した。『味の改良』、『製麺性確認』、『分析確認』、『味の確認』という試験区のサイクルを1年間かけ、300回以上繰り返し、やっとこの商品が生まれた。広く食べていただきたいが、メインの購買層としては30~40代のビジネスパーソンを想定している」とした。

日清食品 藤野誠部長(左)、佐藤真有美BM(右)

日清食品 藤野誠部長(左)、佐藤真有美BM(右)

同社では発売に先行して、三菱商事(株)、伊藤忠商事(株)、freee(株)、アスクル(株)、(株)ユーザーベースにて試食会を実施。試食したビジネスパーソンの約半数が、「昼に食べたい」と回答した。

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2019/03/2019-0327-1047-14.html
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