つけだれ不要の「なべしゃぶ」投入、鍋市場に新カテゴリー創出へ/エバラ食品工業18年秋冬新商品


つけだれ不要の「なべしゃぶ」投入、定番鍋に新カテゴリー創出へ/エバラ食品工業18年秋冬新商品

「なべしゃぶ」でしゃぶしゃぶをカジュアルに

エバラ食品工業はこのほど、つけだれ不要のしゃぶしゃぶ用つゆ「なべしゃぶ」を発売した。柑橘醤油つゆ、牛だしつゆ、ガーリックトマトつゆの3品で、つゆにサッとくぐらせるだけで肉や野菜につゆのうまみが絡むコク深い味わいが特長。外食店ではつゆやたれで楽しむしゃぶしゃぶが人気となっており、家庭においてもそのニーズが高まっている。「なべしゃぶ」の発売で多様化する鍋市場に新カテゴリーを創出し、市場活性化を図る。

発売に先立ち開催した秋冬新商品説明会では、新商品「なべしゃぶ」のほか、ポーション調味料「プチッと鍋」「プチッとごはんズ」の拡充を発表した。

冒頭、あいさつに立った髙井孝佳副社長は、「新しい『黄金の味』の市場定着が進み、第1四半期業績は、増収営業増益で着地した。『黄金の味』は販売実績ではこれからだが、営業利益が4割増となるなど大幅な増益の主要因となり、利益貢献が確実に顕在化しつつある。一方、一部商品が苦戦するポーション調味料については、今秋も『プチッと鍋』のラインアップを拡充し巻き返しを図る。今年度は長期経営ビジョン『エボリューション60』のファイナルステージ。次のエバラの成長を展望する重要な1年で、今秋も新たな切り口の商品を投入しており、価値の創造を推し進めていく」と話した。

エバラ食品工業 髙井孝佳副社長

エバラ食品工業 髙井孝佳副社長

新商品「なべしゃぶ」は、風味豊かなしゃぶしゃぶを、つけだれにつけることなく手軽に楽しむことができる豚しゃぶつゆ。100g、2袋入りで、1袋を水350mlで希釈することで、2人分のしゃぶしゃぶつゆが出来上がる。

同社調べによると、しゃぶしゃぶは、冬場における鍋の食卓登場頻度で寄せ鍋、すき焼きに次ぐ人気を誇るものの、味が単調、つけだれの必要性など様々な不満点があるという。また、外食店では、オイルしゃぶしゃぶなど昆布だし以外のだしで食べるしゃぶしゃぶが若年層を中心に人気を集めており、家庭においてもそのニーズが高まっていることから同商品を開発した。

味のポイントは香味油と酸味で、「ドレッシング」「たれ」のテイストをヒントに、3品とも食材がつゆにしっかりと絡む味わいを目指した。店頭販促では、もやしや豆苗、切干大根など価格変動が少なく経済的な食材を組み合わせた平日鍋の提案を行う。

一方、「プチッと鍋」には鍋シーズン立ち上がり時期(8~10月)に増量タイプ「プチッと鍋寄せ鍋」を、新味として「同坦々ごま鍋」を発売。また、プチッと調味料群全体については、容器包装に片側ガゼットを導入し、パッケージの自立性を高めることで、店頭での視認性を向上させた。好調に推移する「プチッとごはんズ」には、新味「焼きかに風味」を発売した。

〈食品産業新聞 2018年8月9日付より〉

記事提供元:https://www.ssnp.co.jp/news/seasoning/2018/08/2018-0821-1135-14.html
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