2019/10/15更新

食品業界にSNSチェックはあるか?就活中の情報の取り扱いにはご用心!


先日、母校の就職説明会(大学院生向け)に出席してきました。その中で大学の就職課担当者が繰り返し強調していたことが、「気軽な気持ちで面接内容や企業の方との会話をネットにアップしてはいけない」ということです。これには、例えば企業内で撮影した写真や、建物外観、試験中に出されたお弁当などの情報も含むそうで、何をアップして良いか、悪いかは企業様によっても変わるため、とにかく気軽にアップしないこと、という指導がされていました。

また、学生さんの間では、FacebookやTwitterの友達・フォロワー数を企業がチェックしているという噂が流れていることも知りました。私の勤めていた会社・勤めている会社では、候補者個人のSNSをチェックして合否の参考にしている、という話は聞いたことがありませんし、別の食品会社に勤める友人からも聞いたことがありませんので、食品業界ではSNSチェックは稀かも知れませんが、人事担当者から、就職サイトや就職口コミサイトでの自社の評判は確認している、と聞いたことはあります。

食品会社は、撮影禁止の場合が多い

食品会社に限って言えば、部外者はもちろん、社員であっても建物・設備・社内の様子を勝手に撮影することは許されていないことの方が圧倒的に多いと思います。例えば、玄関で気軽に撮影したスナップ写真にも、守衛室内にある監視モニターの映像や監視カメラの設置場所、社内の掲示物(辞令など)が写りこむことが考えられます。フードセキュリティーにおいて、監視カメラの数やカバー範囲は一部担当者以外知りえない機密情報ですし、社内の掲示物から社外秘にしたい情報が漏れてしまうこともあるのです。

また、特に注意が必要なのはOEMのように最終販売者の黒子となって製品を作っている企業や、小売企業のプライベートブランドを取り扱っている企業での撮影・受験後の発言です。こうした企業では、顧客(委託元や小売企業)と秘密保持契約という、「依頼があったこと・その内容を関係の無い人にばらしません」という契約を結んでいることが少なくありません。私たち社員も、こうした契約の適用される製品については、製造元が自分たちの会社であるということを家族にすら話すことは有りません。

選考中に廊下ですれ違った人がたまたま別の企業のプライベートブランド品を持っていて、「この商品はこの会社が作っているのだ」と気が付いたとしても、気軽に友人や家族に話さないように注意してください。また、上記の事情から、工場の外観・内観の撮影をお願いすること自体非常識な学生、と捉えられかねません。つまらない所で評価が下がらないように、就活中のSNSは控えめにすることをお勧めします。

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