2017/06/24更新

面接でテンパる就活生必見!明日からすぐ出来る受け答えのポイントとは?


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面接でテンパッて「頭の中がまっしろ」はもうたくさん!

面接で、発表会で、会議で…話しているうちに何を聞かれたか自体が分からなくなってしまった、自分は質問に答えたつもりなのに相手は分からなそうな顔をしていた…ということはないでしょうか?

会議や研究室の発表会であれば、聞き手が分かりづらさを指摘したり、聞き返してくれたりするものでしょうが、面接ではそうはいきません。「話が分かりにくいこと」=話し手が質問の内容を理解していない、質問された内容に答える能力がない(その分野に詳しくない)と判断されてしまうかもしれないのです。

今回は「面接で緊張して、長くしゃべったわりに要領の得ないことを言ってしまった!(しまいそう!)」という経験・心配のある方向けに、就職面接はもちろん、就職後も通用する受け答えのポイントをご紹介します。

面接の回答時は「日本語の構造」を意図的に捨てよう!

就職面接・研究発表会・会議などでよく聞くのが「話しているうちに、相手の質問が分からなくなってしまった!」「自分でも何を言いたいのか分からなくて、頭の中がまっしろになって、完全にテンパってしまった!」というケースです。

筆者は学生時代に年間10回以上の学内・学外での発表会を実施していました。そして社会人になった現在は、月10件程度の社内会議、年間10件ほどの営業同行におけるお客様への説明という、多くの質問・議論に回答・対応しなければならない立場となっています。

質疑応答時間の短い研究発表会や、回答が分かりにくいと顧客をイライラさせかねない営業同行の場面において「相手を質問に答えてもらった気にすること」は非常に重要です。

そうした重要かつ緊張の強いられる場面において実践しているのは「結論を先に言ってしまう」という英語式会話術です。日本語の、結論は最後、という考え方を無視し、聞かれたことに先に答えて具体的な経験・話を後から述べるのです。

面接の質問には「回答を早く出す」と非常に喜ばれる!

日本語的な会話構成を捨てることのメリットは、2つあります。

まず1つは、質問者(面接官)と回答者(就活生)で「何の話をしているのか」を共有できることです。就職面接では、自身の経験や考えを絡めて志望動機などの質問に回答する場面が多いと思いますが、回答者の経験内容を質問者は知りません。

そのため、結論につながる部分の話をしている時間、質問者は「回答待ち」の状態になるわけです。運ばれてくる料理(内容)が一緒であれば、待ち時間が短いほうが評価されるのは、レストランでも面接でも同じです。

もう1つのメリットは、自分自身にとっても分かりやすいことです。一度結論を口に出したことで、自分でも話のゴールが意識できることと「回答済」の安心感を得られるため、緊張がほぐれやすくなります。

面接回答例で「結論を後に言う場合」と「結論を先に言う場合」を比較!

結論を「後」にした場合と「先」にした場合について会話を比較してみましょう。

【ケース1】結論を「後」にした場合

面接官:「それでは、研究職を志望された理由を教えて下さい。」

就活生:「はい。僕は、テニス部で主将をしておりまして、その中で、部員同士が部費の使用用途で対立したことがありました。両者は・・・(中略)・・・ 僕は部の活動目的、会社で言えば社是ですが、それと照合しようと提案しました。・・・(中略)・・・ 部の運営方針を明文化し、後輩たちにも受け継がれやすい体制を創れたことは、僕達の代の大きな成果だったと考えています。このように、僕は一見すると常識やノウハウといったあいまいな表現にされてしまうような内容であっても、仲間とよく話し合い、明確化し、かつ結果を記録・継承することができます。こうした曖昧な点が個々人に帰属してしまうことは、実は研究の条件・成果の継承・応用においてよく起こっている弊害であると考えています。自身の研究のみならず、他者の研究に関しても話し合いや確認の中でプロセス明確化・共有化できることは僕の強みだと考えています。このような僕の強みが行かせると思ったため、研究職を志望しました。」

【ケース2】結論を「先」にした場合

面接官:「それでは、研究職を志望された理由を教えて下さい。」

就活生:「はい、僕の強みである『曖昧事項を明確化・仲間と共有化する』能力が生かせると思ったためです。僕は、研究の条件・成果の継承・応用において、曖昧な点が個々人に帰属する、という問題があると考えているのですが、僕の仲間と話し合い・確認を行いプロセス明確化・共有化する能力はそうした課題解決に寄与できると考えています。こうした能力・スタンスはテニス部で主将をする中で培われました。・・・(ケース1の前半部分にあたる説明が続く)・・・」

(まとめ)面接は基本的に結論ファーストでいこう!

「ケース1」では前半部分が何のための話であるのか、最後の最後まで分からないため、面接官を混乱させてしまいます。一方で「ケース2」のように結論を先に言えば、テニス部のエピソードの何が研究と共通するのか、興味を持って話を聞いてもらうことが出来るのです。

こうした回答方法は面接だけでなく、多くの会議・発表会などで応用できるものです。今後、就職活動のみならず、読者の皆さんが面接官・同僚・上司の方々と分かり合うための一助にしていただけると嬉しく思います。