食品業界約10年の輸入部門担当者が語る 私が食品業界に決めた理由


就活生の皆さんがこちらの記事を読んで下さっているということは、少しでも食品業界に興味を持ってくれているからかと思います。ありがとうございます。今回のテーマは、「私が食品業界に決めた理由」ということで、食品業界で働く私の就活を振返りながら、食品業界に飛び込んだ経緯と実際に働いてみてのギャップなどを紹介しながら、食品業界について、理解を深めて頂けるような内容にしてみました。皆さんの就活に少しでも役立てると幸いです。

食品業界に勤めて10年の私

私は2011年に就職してから今日に至るまで、食品系の商社で働いており、今は9年目ですが、大よそ10年近く食品業界にいます。入社当時は、人事部門にて採用担当をしていたので、会社説明や選考活動を通して、就活生の皆さんと関わるお仕事をしていました。

そして、現在は念願の食品輸入の部門で、世界中から食品原材料を買い付ける仕事をしています。海外のサプライヤーを開拓しながら、お客様とビジネスを作り上げていくダイナミックさにすっかり魅了されています。大変なこともありますが、このまま食品業界でプロフェッショナルを目指したいと考えています。

就職氷河期の訪れ

当時、2009年ごろからぼちぼち就活をしていたのですが、折しも、リーマンショックの影響により、世界景気が冷え込み、私たちより1つ年次が上の先輩達が就活で苦戦し始め、内定が出ても、内定が取り消されるといった悲惨な状況にありました。

私の大学は自慢ではありませんが、有名私立大学で、2つ上の先輩は、「パナソニックとソニーどっちに入ろうかな~。」といった具合に楽勝で就活を終えていたこともあり、苦しむ先輩の姿は衝撃的でした。そして、2010年には私たちの代の就活が始まりましたが、景気が回復することもなく、更に冷え込み、電機、自動車系中心に一気に求人を絞り、エントリーシートが通過しない、毎日お祈りメールが届くといった厳しい就活を経験することになりました。

学生なりに考えていたこと

景気が冷え込み、大手企業であっても窮地に追い込まれる状況を目の当たりにして、「安定志向」という傾向が顕著に出始めます。私なりの軸としては、「東証一部上場企業」、「自己資本比率60%以上」、「大手すぎず、中堅で若手から活躍できる会社」といった3本柱を基準としていました。つまり、お金を持っていて簡単に倒産しない。そして、20代で早くスキルを身に付けて、自身の市場価値を高められる環境を求めていました。

そして、業界別に考察を重ねてみると、やはり自動車や電機といった景気に大きく左右される業界よりも衣食住の生活に必要不可欠な業界の方が不景気の煽りを受け難いことに気がつきました。その中でも食品は、「食わねば死ぬ。」というより、生きる上で必要不可欠な仕事であると感じ、食品業界に興味が強くなっていったと記憶しています。

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