就活生なら知るべき食品会社の社風や風土、企業文化の話


食品業界に向けた就職を目指している就活性に皆さんは、就職活動を始めるにあたり、企業風土や社風、企業文化を意識されたことがありますか?

昨今マスコミ報道でしきりに企業の問題行動が話題にあがります。これは食品業界に限りませんが、過去には「大手牛乳メーカーの食中毒」「名物餅のあんこの使いまわし」「老舗割烹の食べ残し再利用」「高級ホテルの食材産地の偽装」等々、食品会社であるがゆえに、社会的な糾弾が厳しく、廃業にまで追いやられた企業が少なくありません。

このような事件は一体どうして繰り返されるのかを考えた時、必ずその会社に根付く「企業風土、企業文化」の存在が頭をよぎります。

風土とは?

まず「風土」とは何でしょうか?

一義的には、ある土地に特有な気候や地形等の自然環境を、抽象的な概念として表現したものです。

これと併せて、その環境に適応するための、そこに住む人たちの特有の行動形態を意味するものでもあります。端的な例を挙げると、熱帯地方に住む人たちは裸で暮らすが、それとは逆に、寒帯地方に住む人たちは毛皮を着る、と言ったことですね。

つまり、ある特定の地域に暮らす人たちは、同じ環境にさらされることによって、似たような行動形態(パターン)を取るようになります。また、そこに住む人たちの行動形態は、概ね自然環境との因果律に従って出来上がるものなので、積極的な意思や意識が働いていないことに特徴があります。

そのため、あえて付け加えると、風土の中には社会的な常識から見て「好ましいもの」もありますが、その反対に「好ましくないもの」も含まれることになります。それでは、どうしたら好ましい企業風土が出来るのかが興味を惹くところですので、次に見ていきましょう。

企業風土はどのように生まれるか?

人には「無くて七癖」と言われるほど、その人に特有の行動や行為があるものです。企業と言うのは、通常、不特定多数の個人の集団によって構成されています。そして、その集団にも必ず集団を統制するための特有の慣習が出来上がっていきます。

集団に与えられる環境の類似性や共通点が多いほど、似通った文化が形成されるのはごく自然なことですが、現実的には時間の経過とともに少しずつ集団に特有な行動形態に変化や変質が生じてきます。ここで、なぜ個々の集団によって異なった風土が出来上がるのかを考えてみましょう。

私の経験則では、大きく二つの理由があると思っています。

本文の続きは会員登録後に閲覧することができます。
また会員になることでサントリーやグリコ、ハウス食品を始めとするトップ企業の攻略コンテンツがあわせて閲覧可能になります。

無料会員登録はこちら