【お菓子メーカーの業界研究】開発・技術部門に進む人は製造(工場)からスタート?


試作室でのお菓子の製品開発に憧れている人、また、製品を作る段階で重要な技術開発がしたい人は多いと思います。企業にもよりますが、自社商品の製造から販売までを行なっている菓子メーカーでは、入社後すぐに製品や製造技術の開発・研究を担当することは少ない傾向にあります。きちんと育てようとしている企業ならば、一般的には工場勤務からスタートさせることでしょう。今回は、その理由をご説明します。

ラインに乗る商品を開発しないといけない

ホテルの製菓部門や町のパティスリー、和菓子屋と違い、お菓子のメーカーで作る製品は、手作りではなく基本的には全て工場で製造されます。そのため、試作室で開発された新商品は、すべて工場のラインに乗せないといけません。しかし、試作室では出せたはずの食感がラインでは出なかったり、ラインに乗せると割れが発生してしまったり、手作りではきれいにコーティングされたチョコレートがラインでは隣のものとくっついてしまったりと、予期しない問題が起きてしまうことも。

新商品を作る場合は、これらを打破しないといけません。具体的には、配合を変えたり、工場で作業しやすい形のものに変えたりと、開発担当者としては少々不本意なこともありますが、これが菓子メーカー内の開発担当者の仕事です。そしてこの時に重要なのが、実際に工場のラインで管理や製造の業務を経験していることです。どのような作業環境で、どの部分は人間が、どの部分は機械がしているのか、また原料はどのように管理されてどこで投入されるのか、実際に自分がラインの一員として製造に携わらないと、わからないことがたくさんあります。

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