【開発研究所の挑戦】新規製品化テーマに取り組む所員の奮闘記


商品が発売されるまでには、多くの困難があります。

マーケティングから「新規のカテゴリーを狙いたい」と言われると、味を調えるだけの開発ではなく、一から商品設計をしなければなりません。

特に、他社が発売していない商品を開発するには、商品以前に加工食品として安定的に販売できるかも考えなければなりません。

今回は、私が開発研究所で担当した“大量の果肉入りドリンク”を例にあげて、開発研究所の取り組みを紹介したいと思います。

新製品の開発研究課題

物には重さがありますから、重いものが沈むのは仕方のないことです。

でも、ドリンクの中の果肉が沈んでしまったら、果肉は底に溜まってしまい、飲み初めは液体部分しか口に入りませんし、ストローを使ったら初めに果肉を全部吸ってしまうことも考えられます。

加工食品である以上、果肉はできるだけ製品内に分散していることが理想です。そしてこれは、工場で製品液を容器に充填(じゅうてん)する際にも重要なことです。

パッケージには栄養成分や果肉○%入りなどと明記されていますから、設計した量の果肉がどの製品にも均一に入っていないと法令に触れてしまいます。容器だけでなく、工場のタンクの中でも果肉が沈んではダメなのです。

解決に向けたアプローチ

まず私が考えたのは「なぜ沈むのか」と「どうしたら沈みにくくなるか」の2点です。

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