ロングセラー商品ほど難しい、食品メーカーのリニューアルという仕事


皆さんは「リニューアル」という言葉、聞いたことがありますか?食品メーカーの商品開発をしている者にとって、避けて通れないのが商品のリニューアル。今スーパーに並んでいるおなじみの商品も、有名なものであればあるほどリニューアルを重ねてきた歴史があると言えるかもしれません。食品メーカーでの商品開発職を志している方にぜひ知っておいていただきたい、リニューアルについて、お伝えします。

商品開発の大切な仕事「リニューアル」とは?

商品開発の仕事というと、「新商品の開発」を真っ先に思い浮かべる方も多いかもしれませんが、もう一つの大きな仕事が「既存商品のリニューアル」です。リニューアルとは、その名の通り「新しくすること」。内容は様々で、現在発売中の商品のパッケージを変える、味を変える、容量を変える、価格を変えるなど、その商品の弱い部分を複合的に強化して更なる売上アップを目指します。

なぜリニューアルが必要なのか?

どんな商品でも、商品を発売してしばらく経つと、売上は下がっていく、もしくは横ばいに落ち着きます。新商品の発売時には店頭での露出が高まり、同時に広告宣伝など、販促活動も強化されるので売れますが、露出が減ると売上も減るのが通常です。

商品開発が最終的に目指すのは、ロングセラー商品を作ること。一時的なヒットで終わるのではなく、ずっと棚に残り続ける商品を作ることが命題なので、販売した商品に課題がある場合やもう一度注目を集めたい場合、リニューアルが必要になります。

ロングセラー商品のリニューアルほど難しい

現在のユーザーを手放さない工夫

リニューアルをすることが決まった商品は、販売データを分析し、現状をよく把握した上で課題を抽出し、改善します。発売して間もない商品の場合は課題や改善点も見つかりやすく、変更もしやすいですが、ロングセラーであればあるほどそうはいきません。ロングセラー商品には今現在愛用している方が大勢いるということ。その方達を離さずに、新たな顧客をつかむ、もしくは使用頻度を増やす、などの対策をよく考えなければなりません。

地味に見える仕事でも・・・

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