食品就活が有利になる資格はある?主な資格について抑えておこう


就活を少しでも有利で進めるための手段として、資格の取得が挙げられます。資格はその人の持てる力を図る指標となりますし、志向を読み取ることのできる大切な指標となります。特に業界別に見ていくと、必須条件に近い資格と、取得していれば尚良しとされる資格に別けることができます。私はこれまで人事採用担当として、1,000名以上の面接と、300人以上の採用に携わってきました。加えて、現在の仕事である食品商社部門での経験を基に、食品業界で有利とされる資格について、解説していきたいと思います。

運転免許証

食品業界において(職種にもよりますが)、運転免許証はほぼ必須資格と考えます。当たり前だと思われる方々もいらっしゃるかと思いますが、首都圏出身の学生の場合はちらほら未取得の方々を見かけることがあります。首都圏は交通の便が非常に良いので、生活する上で車は必須では無いのが事実です。しかしながら、食品業界では、商社、メーカー、問屋、量販において全ての商流において車の使用が基本となってきます。

例えば商社であれば、お客様となる食品メーカー様の生産工場に足を運ぶことが頻繁にありますが、ほとんどが車でしか訪問できない場所にあります。食品メーカーであれば、お客様である量販店には自分で配送することもあります。海外のサプライヤーに訪問する際は、自分で車を運転することもあります。このように、様々な場面で車を使用する機会の多い食品業界では、運転免許証は必須となることが多いです。運転免許証の取得には時間とお金が必要になりますので、できる限り就活前に取得するようにして下さい。また、募集要項から見落とさないようにしましょう。

貿易実務検定

食品業界では、海外からの輸入数量が年々増え続けており、商社だけではなく、食品メーカーが自ら直接輸入をすることも増えてきています。輸入業務は、貿易実務と呼ばれており、出荷元の国のルールと日本に輸入する際のルールを把握しつつ、複雑な申請を行わなければなりません。輸入書類のそのほとんどが英語で書かれており、専門用語を頭に入れて、読み解くことも求められるため、基礎知識がなければ業務を行うことが難しい仕事です。

それらに必要な知識を網羅するためにお薦めの資格が、日本貿易実務協会が実施している貿易実務検定です。検定はAからC級までの3段階に分かれており、初級のC級を取得するだけでも、多くの知識を網羅することができます。貿易実務を専業とする場合には、上級試験を目指すとより市場価値の高い人材として、食品業界で重宝されることでしょう。

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