【食品メーカーの商品開発】私の仕事人生を変えた上司の言葉


10年間、食品メーカーの開発に携わった私を支え続けた言葉がありました。突破口が見えず行き詰まったときはもちろん、出産を機に退職した今でも心に浮かぶ言葉です。

それは、私の定まらなかった心を、開発員として目覚めさせてくれたものでした。今回はこのエピソードを通し「商品を開発する姿勢」について触れたいと思います。

念願の研究所に配属後、納得のいかない日々

私は食品メーカーに新卒で就職し、新人研修の後に開発研究所へ配属されました。

そしてまもなく、ある商品の開発を任され、右も左も分からぬまま、先輩研究員の指導のもとに試行錯誤を重ねていった時代のことです。

もともと、私は大学時代に基礎研究をしていました。就職活動も研究職一本に絞り、念願の研究所に配属されたものの、実際に任された仕事は“商品開発”

就職が難しい時代に希望職に就けただけでも幸せではありましたが、研究分野の仕事ではないことに、本当は漠然とした不満を持ち続けていたのです。

ある日、開発研究者の上司が発した言葉があった

そんな日々を送っていたある日、ラボ(研究所)で上司と二人になった時がありました。

上司はかなり上の役職でしたが、根っからの開発研究者であり、自ら作業することも多いタイプの方でした。

その方が唐突におっしゃったのです。

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