【先輩のキャリアを参考にしよう】食品商社でコーポレート職から営業職へ〜海外交渉での挫折体験


就活生の皆さん、はじめまして。就活は順調に進んでいますでしょうか?改めて社会を見つめてみると、色々な業界がありすぎて、自分がどこに進むべきか分かりかねる状況かと思います。そんな中、この記事をご覧頂いている方は、食品業界に興味を持ち、色々とリサーチをされている方々かと存じます。まずは、ご覧頂きありがとうございます。この記事では、食品業界で働くイメージをできる限り高めて頂きたいという思いで書いております。当然ながら、酸いも甘いあり、良い話ばかりをするつもりはありません。私が経験してきたありのままをお伝えしますので、ご参考頂ければ幸いです。

私の仕事内容

食品業界は、非常にシンプルな構造をしています。川上には農家や畜産家、船を所有し漁に出る水産業者やそれら業者と提携する一次加工工場があり、中流の食品加工メーカーに原料を供給しています。更に加工された食品は下流のスーパーやコンビニなどの小売業者にて販売され、私たち一般消費者の手元に辿りつく流れとなります。各業態の間には、生産者とメーカーを繋げる商社、メーカーと小売を繋げる卸売業者、そして物流業者が介在する形をとります。

私の仕事は、農作物の一次加工品を海外のサプライヤーから調達し、各食品メーカー様への供給を担う食品商社の仕事になります。直近の仕事では、大手スナックメーカー様をアメリカの工場にお連れし、工場の監査を実施してきました。日本における食品の取り扱い基準は非常に高く、新しく食品原料を供給する場合には現地からサンプルを取り寄せ、お客様に確認頂きます。その間に規格書と言われる商品のプロフィールを作成し、最後に供給元の工場に訪問して監査を実施。安心安全に食品原料を供給できる工場であることをお客様に認定頂き、初めて商売をスタートすることができます。

私が携わる案件は、ほとんどがプロジェクト型で、実際に商売がスタートするまでに半年から1年ほど要するものが多いです。時間は掛かりますが、大型案件が多いため、商売が形となった時の達成感は何物にも変えがたい経験です。1週間我慢した後、キンキンに冷えたビールを飲むといった感覚に近いかもしれませんね。

食品業界に携わろうと思ったきっかけ

実は私が食品業界に関わるようになってからは2年と半年ほどで、それまでは経営陣に近いところで、コーポレート系の職種からキャリアをスタートしています。新卒で入社して5年ほどコーポレートに携わった後、営業として食品部門に異動しています。この異動については自己申告が通り、概ね希望通りの部署異動を経た形になります。食品業界に携わりたいと思ったきっかけは、食品業界に行きたいというよりも、弊社の担う商社というフィールドで経験を積むことが自分のキャリアにとって必要になると考えたからでした。

社会人1年目の頃、取引先の営業担当の方に頂いた『自分の市場価値を常に高め続けることが大切。』という言葉が、常に私の中で働く指針となっています。その上で、商社での営業は「安く仕入れて、付加価値をつけて、高く買ってもらい利益を得る」という非常にシンプルなビジネスでありながら、あらゆる商売の基礎基本であり、必修科目のように思えたことがこの仕事をしたいと思ったきっかけでした。

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