食品卸売業の仕事内容とやりがい【前編】


食品流通の三大分類

食品業界を流通面で分類すると「生産者」「卸売業」「小売業」といった3つの業種に大きく分けられます。流通とは「消費者と生産者の間に入り、商品やサービスを生産者から消費者へ滞りなく届ける働き」のことです。

「生産者」とはモノの作り手のことであり、製造業とも呼ばれます。皆さんがよく利用するスーパーやコンビニは「小売業」という業種に分類されます。そして、生産者と小売業の間に入り、パイプ役として仕事をするのが「卸売業」になります。

ちなみに、業種に似た言葉で「業態」というものがあります。例えば、小売業(スーパー、コンビニなど)であれば、24時間営業や低価格追求、衣類などの日用品と一緒に販売するなど、それぞれのお店で売り方に特色がありますよね。その売り方で分類した営業形態のことを「業態」と呼んでいるのです。

つまり「業種」とは売るモノで分類すること(お店視点)であり、「業態」とは売り方で分類すること(消費者視点)ですので、似た言葉ですが全く意味が異なるものです。

商社への就職を希望するのに卸売のことを知らない?!

生産者・卸売業・小売業の中で皆さんにあまり馴染みのない業種は「卸売業」ではないでしょうか。実のところ、多くの就活生に人気の総合商社や専門商社は「卸売」を生業としています。

私は卸売業(食品)に従事しており、就活生の方々を面接することも多くありますが、その際に敢えて「商社と卸売の違いについて教えて欲しい」と少し意地悪な質問をすると、答えることができない方も多く存在します。

そもそも卸売についてよく理解されていない就活生も見受けられますので、そういった方の面接を行った後は、卸売業で働く人間として大変残念な気持ちになってしまうのです。

今回は就活生の皆さんがそんな思いを面接官にさせないよう、卸売業についてまず基本的なこと、卸売業者として最も気をつけていること(やりがい)をお伝えしたいと思います。

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