「思い込み」や「決めつけ」は就活の妨げになることも


わたしたちは目の前のことに集中していると、ついつい全体を俯瞰的に見ることができなくなってしまいます。就活の場面でも、「自分はこの業界・職種しかない!」「この会社に入るしか道がない!」などと思って、知らず知らずのうちに自分の可能性を狭めていることがあります。高いモチベーションをもって決心することはとても重要なことですが、時としてそれが「思い込み」や「決めつけ」となってしまい、あなた自身を苦しめてしまうかもしれません。今回は、就活生が陥りがちな「思い込み」や「決めつけ」について紹介します。

「自分はこの業界・職種しかない!」という思い込み

就職活動をしていると、自分に興味のある業界や職種が見つかりはじめるかもしれません。「この業界で働いてみたいな」と思う業界や職種が見つかったならば、それはとてもありがたいことでしょう。でも、それをどんどん突き詰めて考えてしまい、「自分はこの業界・職種しかない!」と強く思い込んでしまう就活生もいるようです。もちろん、本当にその業界や職種しかない人もいるのかもしれませんが、ほとんどの就活生に当てはまるわけではないでしょう。

たとえば小さい頃に、「将来はサッカー選手になる!」と思っていた子供にとって、サッカー選手だけが天職というわけではありませんよね。子供と大学生では状況が全く違う、という意見もあるかと思います。これは全くもってその通りだと思います。長い人生の中で一時的に考えていたことと、しばらく経ってから考えることでは、違って当たり前です。ということは、大学生の皆さんが今考えていることと、社会人経験を積んだ3年後の皆さんが考えていることも、違って当たり前ですよね。

自分の将来を思い描いて努力するのは、とても重要なことです。もし皆さんが興味を持った業界や職種を見つけたならば、しっかりと調べてエントリーしましょう。でも、「自分はこの業界・職種しかない!」と勝手に思って、自分を追い込んでしまうのはよくありません。先ほどの例で考えると、たとえサッカー選手の夢が叶わなくとも、その先もたくさんの可能性が広がっていますよね。全く同様に、皆さんにもたくさんの可能性が広がっているのです。

「この会社に入るしか道がない!」という思い込み

志望企業が見つかって、説明会に行ったり、企業研究をしたり、その企業のOB・OG訪問をしたりしていると、その企業に入社することへの思いがどんどん強くなってきます。これ自体はまったく悪いことではありません。スポーツ選手も、試合の場面や優勝した時のことを想像してモチベーションを高め、試合に臨むことがあります。皆さんも面接の前に、実際に働いている場面を想像してモチベーションをぜひ高めてみるとよいでしょう。

ただし注意してほしいのは、「この会社に入るしか道がない!」とまで強く思い込んでしまうことです。楽しいイメージや幸せなイメージをもつことと、強迫的なネガティブなイメージをもつことは別物です。すでにその会社で働いている社会人の中に、「この会社で働くしか道がない」と思っている人はほとんどいないでしょう。でも、「この会社は自分に合っていて、働いているのが楽しい」や「この会社で働きながら、将来はこんな仕事にチャレンジしてみたい」と思っている社会人は多くいます。

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