大きな挫折体験がない場合は?挫折経験を聞かれた時の的確な答え方とは


採用面接でよく聞かれる質問として、挫折した経験とそれをどう乗り越えたかというお題があります。私もそうでしたが、社会にでるまで大きな挫折経験が無かったために、回答にいつも困っていたものです。しかしながら、社会人としてまた採用担当としての仕事を経験してからは、その質問の意図することが良く理解できましたし、挫折の経験が無くとも採用担当を納得させる回答があることも知ることができました。今回は採用担当の視点から、挫折経験について掘り下げていきたいと思います。

挫折経験から採用担当が知りたいこととは?

この質問を理解する上では、なぜ社会人は挫折経験を聞きたがるのかという疑問を解消しなければなりません。新卒採用に積極的な会社は、組織として成長意欲の高い会社と言えます。新卒で人材を採用することは、1から社会人が何たるかからビジネスマナー、実務に至るまで多大な時間とお金を掛けて人材を育てることを意味します。それでも新卒で人材を定期的に採用することで、組織の血の巡りを良くし、持続的な成長を目指すことができます。

会社には組織ごとの風土があり、プレースタイルも異なりますので、新卒で入社し幹部を目指してもらうことは強い組織作りにとって必要不可欠になります。そのような組織においては、常に新しい事業を手がけ成長することが大前提となっており、新規開拓や難易度の高いプロジェクトにも挑戦していくことになります。それらの仕事は長く、結果が出ない時期もあり、諦めない強い精神力が求められることになります。

採用担当としては、そういったポテンシャルを持った人材を採用しなければならないのですが、確認する手段として、挫折の経験を問うことが、最も効果的であるという認識があります。世の中には挫折により、なかなか立ち上がれない人と直ぐに切り替えて次に進む人が居ます。挫折に弱い人でも経験を積むことにより、成長することもありますが、既に挫折経験をしたことがある人の方が社会人としての成長速度が速いだろうという前提を基に採用活動をしています。これが、質問の意図するところとなります。

挫折経験とはそもそも何か?

挫折経験と一言に言っても、採用担当が期待する挫折経験とは就活生からするとイメージがし難いはずです。実際に面接をしている採用担当者であっても、はっきりとした定義を説明できる人は少ないでしょう。噛み砕いて言語化してみると、『目標や理想に辿りつくことができず、悔しい思いをした経験。』と、言い換えることができると思います。

この続きを読むためには【無料会員登録】が必要になります。
会員登録後はサントリーやグリコ、ハウス食品など、人気企業の就活に役立つES回答例や企業研究コンテンツがあわせて閲覧可能です。 無料会員登録はこちら