【お菓子メーカーの業界研究】お菓子メーカーは大きく3つに分類される?


お菓子メーカーと一口に言っても、数多の会社が名を連ねていますが、それらは販売方法で大きく3つに分類することができます。今回はその視点から、それぞれの特徴についてご説明しましょう。

小売店で販売するメーカー

1つ目は、企画・製造までを行い、卸業者を通じて小売店で販売するメーカーです。明治製菓・森永製菓・江崎グリコなど、スーパーやコンビニでおなじみのメーカーが主にこれに該当します。他にも、スーパーなどで小売されているメーカーのお菓子は、これらの会社で企画、開発、製造され、卸業者に引き渡され、小売店に並ぶのが一般的なルートです。

社内の営業担当者が販路拡大と売り上げアップのための売り込みをしますが、実際に顧客に販売する販売員はいません。社名をブランド名として売っているものもあれば、ブランド名を別につけているメーカーもあります。このようなメーカーは会社の規模に大変差があります。大手は、お菓子のみならず他の食品も製造していることも多く、会社の組織も大きいのでいろいろな部署があり、お菓子に直接関わらない部署に配属される可能性も高くなります。逆に小規模な企業になると、新卒を毎年採用していないかもしれません。

直接販売するメーカー

2つ目は、企画、製造、販売までを自社で行うメーカーです。モロゾフ・ユーハイム・虎屋など、百貨店や駅ビルなどで店を構えて販売しているメーカーが主にこれに該当します。百貨店の洋菓子、和菓子売り場では、メーカーまたはブランドごとに店を構え、そこの販売員が接客しています。これは、百貨店の中に各メーカーがスペースを借りて販売し、売り上げの一部を百貨店に納めています。駅ビルや商業施設などでは、もっと大きく1軒の店を構えている場合もあります。これは、家賃や売り上げの一部を管理会社に納めています。

いずれにしても、そのメーカーの販売員が販売業務に携わり、直接お客様に接しています。地方の店舗やショピングセンターなどでは、そこの店員に委託しているケースもありますが、その場合でもメーカー派遣の販売員の“代わり”をしているので考え方は同じです。店舗管理をメーカーですることになるので経費がかかります。販売員も雇うので人件費もかかります。しかし、装飾、制服、サービスなどで個性を出すことができ、お客様の声も直接聞けるのがメリットです。

社内には、企画・開発から製造、配送、販売まで全ての部署があります。店がないことには売れませんので、販売員の人数が占める割合が高いです。この中には、正社員、準社員、パート、アルバイト、そして不足をマネキンから補ったりします。企画担当者も店舗が身近にありますので、お客様の声を聞くことができます。販売促進担当者も、店舗のディスプレイなどを直接することができます。どの部署に配属されても、お菓子を比較的近くに感じることができるでしょう。

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