食品企業の夏・秋採用を狙え!まだ間に合う優良企業のさがし方


就活中は不安や焦りで精神的にとても辛い時がありますね。特に内定が出始める時期、自分には内定がひとつもないと、不安で仕方なくなります。当初何十社という会社にエントリーしたはずなのに、今選考に残っているのは数社のみ。残りの会社で内定がとれるか、とても不安に思ってしまいます。実際に、内定が出る時期が遅かった私は、友人の内定を羨ましく思い、就活の後半では選考に残っている会社が少なく、焦りを感じました。それでも粘って就職活動をした結果、良い会社と巡り合い、中堅の食品メーカーから内定がでました。内定が出始める時期でも、探してみるとまだ選考に間に合う会社もありますから、あきらめずに企業を探してみましょう。

少し遅めの時期でもまだ採用選考に間に合う会社の探し方を紹介します。

大手企業の春選考に落ちてしまったら検討すべきこと

大手企業は選考の時期が早い傾向にあります。夏・秋に選考を行うこともありますが、その採用枠は少なく、学生が殺到することになります。一方、中小企業の場合は、夏以降に採用選考を開始する会社も数多く存在しています。こうした中小企業は、大手就活サイト(●●ナビ等)に掲載されていないことも多く、まず会社の存在を知ることから始めなくてはいけません。つまり、有名な就活サイトだけに頼りすぎず、自らが調べて会社のことを見つけ出す必要があるということです。

▼ 関連記事

大手ではなく中小企業から内定を得るための就職活動

まずは大学の就職課(キャリアセンター)で、先輩たちの就職先を調べてみてもよいでしょう。同じ大学からの就職ですから学歴要因で落とされる心配は少なく、選考を進んでいく確率が高いはずです。食品業界の大手企業は競争率が数十倍〜数百倍になるような世界(特に大手食品メーカーは毎年著しく高い倍率)ですが、中小企業であれば基本的にそこまで高くなりませんし、採用プロセスは簡素でエントリーシート提出がないことも多いです。

また一例ではありますが、私が実践していた方法は「地名 工場 お菓子」や「地名 食品 工場」等をインターネットで検索して、自分の希望する地域にある会社のホームページを探していました。直接企業のホームページにたどり着き、ホームページの採用情報を見ることができます。

▼ 関連記事


食品業界に入ってから気付いた優良中小企業の数々

市販されている食品には、様々な企業が関連しています。例えば、コンビニに並んでいる、ビスケットのチョコレート掛けのお菓子を例にとってみてみましょう。まず原料を製造する会社が何社もあります。チョコレート・砂糖・小麦粉・香料など、成分表に書かれている原材料の分だけ、原料を供給している会社があるのです。原料を作っている会社は、大手菓子メーカーのように社名が表には出てきませんが、製造量も多く、大手菓子メーカーにも認められた優良企業である場合が多いものです。

▼ 関連記事

また、原材料の多くは輸入品であることも多く、その場合には商社があいだに入っています。三菱商事や伊藤忠商事などの総合商社だけではなく、食品のある一部分に特化した専門商社も存在します。私は業務用チョコレートメーカーで働いていましたが、入社するまで名前を知らなかった商社もいくつかありました。

できあがったお菓子は、包装します。これを担う包材メーカーにも食品と同様の衛生管理が求められます。また、テトラパックやキャンディ型の包装などの特殊な包装は、包装だけを専門に行っている企業にお願いする場合もあります。また輸送や保管も食品に関連しています。製品のお菓子を無事にお客様の手に届けるためには、温度管理や、製品の積み方などにも細心の注意が必要です。

大手の食品メーカーだけではない!世の中の食品関連企業ラインナップ

このように、ひとつの商品が店頭に並ぶためには多くの食品関連企業が関わっています。食品に携わる企業として、手法や業種は違いますが、おいしくて安全・安心なものをお客様に届けるという大きな目的は同じです。だからこそ、大手の食品メーカーだけでなく、業務用の食品メーカーや包材メーカー、専門商社などに目を向けてみてもよいはずです。

▼ 関連記事

就活も後半になると、就職サイトだけでなく、自分で企業を探すことが必要になってきます。就職活動で様々な食品メーカーを探していましたが、実際に入社して業務を行うと、それまでの知らなかった優良食品企業が数多くありました。就活生の皆さんがまだ知らない優良企業が多くあり、そして、まだ選考に間に合う企業もあるでしょう。ぜひ粘り強く探してみてください。この記事が今後、企業を探すヒントになりましたら幸いです。

image byFreepikによるデザイン